トクントクン ページ33
【Aside】
私はタクシーで、ミンジュンさんの家へと来ていた…
……また、ここに帰ってきちゃった……
あのときは、また私がここにくることなんて
想像もしてなかった……
…私はエントランスを抜けて、ミンジュンさんにの部屋を目指す
彼から預かったカギで扉を開ける
『………』
途端にミンジュンさんの香りが漂ってきて
胸がトクントクンと鳴る……
『……おじゃま、します』
遠慮がちに、声をかけて
玄関に散乱するスニーカーを少し並べる
……靴を脱いで、部屋に上がる……
リビングへと、繋がる扉を開けると
もっと、ミンジュンさんの香りに包まれる…
私は、胸一杯に香りを吸い込む
少しでも、ミンジュンさんの存在を私の中に取り込みたかった…
大きなソファに座る
……あの日のことが、蘇る
……ミンジュンさんに、魔性の女って言われたなぁー
『……ふふふ』
気付けば一人で笑ってる
……ミンジュンさんに、キス…されそうになって
ドキドキした……
また、 ドキドキと胸が鳴り出す…
………本当に、このままカラダも心もミンジュンさんに、染まっていけそう……
……早く、
帰ってこないかな………
…………
………………
『…Aー！またソファで寝てるのか？』
『………ん』
そんな声に目を開けると
ミンジュンさんの顔が、すぐ近くにあった
『………ミンジュン、さん』
『……ただいま』
優しい瞳……
その瞳に吸い込まれるように、
私は自分からミンジュンさんの唇にキスをする
『……ん、A……』
ミンジュンさんが、目を見開く
ふと、我に帰って急に恥ずかしくなる
かぁっと、頬が赤くなるのがわかる…
私はカラダを起こして、
『あ、お、おかえりなさい！……いきなり、ごめ………！？』
いい終わる前に、ミンジュンさんの唇が、私の唇に強く押し付けられる
『……ん、……』
そのまま、キスは深さを増す
ミンジュンさんの手が私の腰に回って、引き寄せられる
私もミンジュンさんの首に手を回す
『………はぁ。……A…』
唇が離れて、おでことおでこをくっつけた状態でミンジュンさんが私を呼ぶ
『……ミンジュン、さん』
……胸の奥が甘く疼く…
……このまま、またミンジュンさんに……
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hana(プロフ) - 環様 コメントありがとうございます！とてもうれしいお言葉もありがとうございます(^^)頑張って更新していくのでこれからも読んでいただけるとうれしいです！ (2018年9月9日 17時) (
レス) id: 692895b0ea (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - 毎回楽しみに待ってます（≧∇≦）この楽しみだけで毎日頑張れるので、またよろしくお願いします（≧∇≦） (2018年9月9日 9時) (レス) id: 0f8cd3026c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - 麻樹子様 いつも楽しみにしてくださってありがとうございます！色々な展開を考えてますのでお楽しみに(*^^*) (2018年9月1日 19時) (レス) id: 692895b0ea (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - あぁ 続きが気になります。どうしたらいいですか。私にはどうすることも出来ませんが (2018年9月1日 11時) (レス) id: ce80ff39ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hana | 作成日時：2018年8月31日 19時
