罪悪感 ページ20
『……はぁ』
私は１つため息をついて、まだ体に残るミンジュンさんの温もりを、抱きしめる
……ミンジュンさんに、抱かれながら
テソンさんのことを思い出した……
テソンさんとは、違う温もりだけど、優しいところが似てる……
ミンジュンさんが、私の名前を呼ぶ度に
あぁ、ミンジュンさんだ…
テソンさんじゃないんだ…って思って
切ない気持ちになってしまったのは、事実…
本当に、ズルくて、嫌な女……
……だんだんと、罪悪感も感じてきて…
涙が、出る……
私は、ミンジュンさんの香りが残る布団に顔を沈めて泣く
『……う、っ、…っ、』
……すると、
フワッと体が包まれる
『…A？罪悪感なんて必要ないんだぞ？』
『……ミンジュン、さん』
……ミンジュンさんが、私をそっと後ろから抱きしめてくれていた
『…俺が、望んだことだ』
『…でも、私…ミンジュンさんに、抱かれながら……オッパを……っ、…最低でしょ？』
『…分かってたから』
『…っ、…え？』
『……お前が、違う誰かを見てたのは分かってたから……だから、何度も名前を呼んだ』
『……っ、…』
私の涙を拭いながら、優しく笑うミンジュンさん
『全部、分かってるから……気にしなくていい』
『……っ、だけどっ、…』
ぎゅっと抱きしめて
『……何度も何度も、名前を呼んでやるから』
『…俺の声を聞いて、俺に戻って来てくれればいい』
『…っ、…ミンジュンさんは…優しすぎますっ、…』
『……優しく、ないよ』
『さっきも言っただろ？……お前の弱さに漬け込んでるだけだ』
って、私の唇を塞ぐ
『…ん、……』
『…A……』
キスの合間に名前を呼ばれる
『…ん…』
私の肩に唇を落とすと
ミンジュンさんは、紅い花を咲かせる
『……俺は、付けられる専門だったのにな』
って、笑う
『……ミンジュンさん』
………私が、罪悪感を感じる度に
きっと、こうやって取り除いてくれる……
……素直に、甘えてもいいの……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hana(プロフ) - 環様 コメントありがとうございます！とてもうれしいお言葉もありがとうございます(^^)頑張って更新していくのでこれからも読んでいただけるとうれしいです！ (2018年9月9日 17時) (
レス) id: 692895b0ea (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - 毎回楽しみに待ってます（≧∇≦）この楽しみだけで毎日頑張れるので、またよろしくお願いします（≧∇≦） (2018年9月9日 9時) (レス) id: 0f8cd3026c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - 麻樹子様 いつも楽しみにしてくださってありがとうございます！色々な展開を考えてますのでお楽しみに(*^^*) (2018年9月1日 19時) (レス) id: 692895b0ea (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - あぁ 続きが気になります。どうしたらいいですか。私にはどうすることも出来ませんが (2018年9月1日 11時) (レス) id: ce80ff39ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hana | 作成日時：2018年8月31日 19時
