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その日から、俺は暇さえあれば彼女に連絡をするようになった
そうやって、少しずつ
ヌナの心に入り込めたら……
……俺のことを好きになってもらえなかったとしても
例えば、彼女が辛い時に、一緒にいられたら
ヌナの心を、少しは軽くしてあげられるかもしれないし。
『あ、ヌナー？オレー』
『ふふ。うん。今日はどうしたの？』
『ヌナに、髪切ってもらいたいんたけど…』
『えぇ？私？』
『うん！ヌナは、もうオーナーだから切ってないの？』
『そんなことないよ？……でも、私、人気だから予約取れないよ？』
『お隣贔屓してよ！』
『んー、ふふ。OK！わかった！でも、なかなか忙しいからなぁ…
あ、ウヨンくん、今は何してる？』
『ん？もう家にいる』
『じゃあ、今からいつもウヨンくんが来てくれるお店、来られる？
私、今、そこで事務作業してるんだけど。
来られそうなら、今から切ってあげる』
『あ！まじ！？すぐいく！飛んでく！』
『あはは！じゃあ、待ってるねー』
電話を切って、俺はすぐに家を飛び出してタクシーに飛び乗った
………………
………………………
お店の前に着いて、ヌナに電話をかける
『着いたー？』
『うん。店の前にいるー』
『わかったー』
お店の明かりが着いて、扉が開く
ニコニコ笑うヌナが、
『どうぞ？』
って顔を出した
その笑顔に、俺はまた密かに胸が高鳴った
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hana(プロフ) - 麻樹子さん» いつもありがとうございます！いつもなんだかんだﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞしか書いてこなかった私としては初めての切ない終わりでした😢良かったと言ってもらえて、よかったです！ (2022年3月31日 7時) (
レス) id: 9169b54294 (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - 切ない…けど良かったです (2022年3月31日 7時) (レス) @page48 id: 680a9bd736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hana | 作成日時：2022年2月25日 8時
