2PMの彼 ページ9
………
ってか、なに、この状況…
「っていうか！A！！テクちゃんと知り合いだったの？！なんで、言ってくれなかったのよーーー！！」
「いや、知り合いだったわけじゃないんだけど……」
「昨日から、オトモダチです！」
テクさんがわたしの肩を抱く
「やだぁーーー！！」
「…ちょっと、触らないでよ」
睨むわたし
バシッ
「痛いーー！！」
ママに殴られたー…
「クククク」
「…ちょっと、テクさん、笑わないでよ」
「どうして、おねえと知り合いなんですか？！」
「あー、昨日偶然あって、写真、撮ってもらいました」
「えーー、いいな！いいな！」
「…なんか、すぐ友だちになれました！」
「……だから、友だちじゃないってば」
バシッ
「痛い！！」
今度はちかに殴られたーー…
「もぉ！ってゆうか、早く帰ってよ！！」
「なんてこと言うのよーー！！！」
「そうだそうだー！！……あっ！そうだ！ママ！泊まってもらおうよー！！」
「！？」
「な、なに言って…
「あー、ごめんなさいー。このあとまた仕事があって…そろそろ帰らないと…」
「えぇー…そうなのーオッパー」
「残念ねー…」
「次来たときは、泊めてください」
「はぁ？！次くるときはないから！！」
バシッ バシッ
「痛いーー！」
二人に叩かれた…
「じゃあ、お茶ごちそうさまでした！お邪魔しました」
「早く帰れ帰れーー」
「うるせーなー、お前はー！またぜっったい来るからな！！」
「もう、来ないでよ！」
ワチャワチャしながら、テクさんはタクシーに乗って帰っていった…
「ってゆうか、ママもちかもテクさんのファンだったんだねー」
「「違うよ」」
「えぇ？？！」
「ママはニックン様だもーん」
「ちかは、ウヨンオッパだもーーん」
………
かわいそうなテクさん……
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作者名：hana | 作成日時：2018年6月20日 17時
