朝の出来事 ページ39
【Aside】
結局、あのまま全員寝てしまった
……ゆうこさんとミンジュンさんは、寄り添って寝てる…
テクは……私のベッドで堂々と寝ている…
普通ベッドで寝るかね……まったく…
私はソファに横になっていた…
外が段々と明るみを帯びてきた頃、
ゆうこさんが突然起き上がって
「もう朝じゃない！帰るわ！」
といって、すごい勢いで出ていった…
残るはデカイ二人…
この、二人は今日は仕事、いいのかな？
ってゆうか、ワンルームにこの二人が寝てるだけで部屋が狭い……
そんで、邪魔……
私はベッドで眠るテクに近寄って揺する
『…テク、…テク！…テク？』
『うーーん…』
全然起きない…
でも、もしも仕事だったら……
もう一度揺する…今度は激しめに…
『テクーー！テク！テク！テ……
チュッ
！？
テクの手が私の後頭部を押さえて、あのときと同じようにまた私にキスをしてきた…
『ちょ、ちょっと！！』
そして、そのままベッドに引きずり込まれ、ギュウッと抱きしめられて、抱き枕状態になる……
『？！や、やめなさい！！』
テクのカラダを押すけどビクともしない…
テクを見ると…
至近距離で目が合う…
『…はよ』
低くて、セクシーな声で囁くように言う…
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作者名：hana | 作成日時：2018年6月20日 17時
