韓国にて ページ22
【Aside】
「あー！韓国って近いですねー！」
「ほんとほんと！あっという間に着いた！」
ゆうこさんと二人で金浦空港に下り立った
ガラガラとスーツケースを引きながら歩く…
…なんか、テクが……いっぱいいる…
テクの、とゆうか、2PMのポスターがやたら目につく
…すごい、人気な人たちだったのね…
「あー、私韓国語が全然覚えられないー」
「え？めちゃくちゃ日本語に似てません？」
「えー？まさか覚えたの？！」
「あー、まぁちょっとは…」
あれから毎日のテクからの電話が、全部韓国語になった……
そして、メッセージまでもが、ハングルで送られてきた…
日本語全然話さないもん、アイツ…
ほんと、スパルタ…
まぁ、お陰でハングル文字をみても一応読める…
言ってることも分かるようになった…
「すごい、スパルタ教師がいるんで…」
「えー、教室に通ったの？！」
「あー、違います。ちょっとこっちにトモダチがいて…」
「そうだったの？！じゃあこっち来てもぜんぜんいいじゃん！羨ましいー！！」
そんな、話をしながらわたしたちは韓国事務所へタクシーで向かう
先に現地入りしてたスタッフと合流して打ち合わせを行う
韓国語と日本語が入り交じって、頭の中が混乱する…
なんとか打ち合わせを終えてホテルに戻る頃には20時……
「あー、頭が痛いーーー」
ゆうこさんがグッタリしてる…
「大丈夫ですか？」
「ハングルが頭の中を駆け巡ってる…これで、今ご飯食べたら全部吐きそう…」
「わたしも…」
「今日は早めに寝ましょ」
「そうですね…」
そして、わたしたちはホテルにチェックインして自室へ向かう…
「じゃあまた明日ね！おやすみー」
「おやすみなさいー」
パタン
ボフッ
荷物を投げ出し、くつを脱ぎ捨て、カラダをベッドにダイブさせる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hana | 作成日時：2018年6月20日 17時
