I LOVE U,U LOVE ME (ページ15)

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ドキッとするページ15

「……気持ち悪いよ？」

「…うるさいなー」

「…さぁ！じゃあ俺帰るわ！」

「…え？…もう？」

…ハッ！

…ってなに、言ってんだ！！

テクがニヤニヤしてる

「なに？さみしいの？」

「？！ち、違う！！…間違えたの！！」

「ハッハッハ！間違えたってなんだよ！！」

豪快に笑ってる

そして、私の頭に手を乗せてまた覗き込まれる

「…また会いに来るから…」

ドキッ

「…こ、こなくていいし！！ってかもう来ないでよ！」

「…ククク。いや、また、すぐ来るから」

…っ～！！

「か、勝手にしてよ」

「プププおまえ、ほんとかわいいな」

「っ！？か、かわいくない！！」

「ククク」

「じゃあ、俺行くわ！ヒョンが迎えにきたし」

公園の入り口を見ると、黒いバンが停まってる

「…あぁ、そっか…」

入り口の方へと二人で歩く

「早く家入れよー」

「うん、わかってる」

「……あ、A…」

「ん？」

「……キスでもしとく？」

……

………

「はぁ！？」

顔が赤くなる

「す、するわけないじゃん！！バーカ！！！」

そのまま走って玄関に向かう

「あ！！コラ、逃げんな！」

バンの横を通りながら、運転席の人にお辞儀をする

運転席の人が微笑んでくれる

「じゃあね！気をつけてね！」

「ククク、おぅ！これ、ありがとな！ミンジュンにも渡しとく！」

「うん！じゃあね」

テクが、バンに乗り込む

窓が開いて、テクが顔を出す

「またな！」

「…もう、会わないし！」

「また、来るし！！」

「……はいはい」

「あんにょーん！」

バンが走り出す

窓から腕だけ出して手を振ってる…

小さく振り返してみる

バンが角を曲がるのを見届けて家に入ると……

「やっぱり、テクちゃんじゃない！！！」

ママが仁王立ちしてた…