ニコイチなふたり。 (ページ9)

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『ただーいま』

いつもより急ピッチでお風呂からあがり、

髪の毛も乾かして、歯も磨いて、部屋へ戻る。

蓮「んっ…、A、っ、」

止まらない涙を流してる蓮のもとへいき、俺もベッドに入る。

『よいしょ、、おいで？』

手を広げて、抱きしめる。

背中を優しくトントンしていれば、

蓮の口から、するすると言葉が漏れてく。

蓮「さいきんねっ、思ったようにっ、うまく、いかなくてっ、…きのうもね、、しっぱいしちゃ、って、」

どうやら、最近仕事が上手くいかなくて、

気持ちがパンクしそうだったから、俺に甘えようとしてたらしいんだけど、

あいにく、俺の仕事が長引いて、

パンクしそうなものが積み重なって、

涙が止まらなかったらしい

それと、迷惑かけたらダメなんていう気持ちも一緒になったから、もっと苦しくなっちゃったんだって

蓮「Aっ、おしごと、いそがっ、しいのにっ、
おれが…だめだめだからっ、まためいわくっ、かけちゃったっ…、」

『迷惑なんかじゃないよ、俺だって蓮に甘えられるの嬉しいんだから。あ、蓮の力になれてるんだ、って』

うん、でも今日は仕事忙しくてごめんよ？笑

『また、気持ちがパンクしそうになった時、ちゃんと伝えてな？』

蓮「うんっ、ありがと、っ」

『こんなに泣いちゃったら、目腫れちゃうな？笑』

蓮「…腫れないもん。
ね、ぎゅーしてよっ」

可愛すぎて、即ハグしたわ笑

蓮「こんなおれだけど、これからもよろしくねっ。
A、ほんとにだいすきっ、」

『俺も、愛してるよ』

可愛く告白してくれた蓮に、俺からも愛を伝えて、

泣き腫らした目に優しく口付けをした。

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