◎ ページ4
.
『ふっかさんは、何あげんの?』
辰「ぅえっ?!!」
Aのスマートな対応に見とれてたら、
急にそんなこと言われて、思わず変な声が出ちゃう。
『何その声、笑』
くすくす笑いながら、携帯を再びつつき出したA。
蓮「ね、ほんとに、、あげんのっ、?」
ちょっと時間が経てば、めめの口から、
か細い声が発せられた。
まあ、そうだよね。
付き合ってるなら、他の人にお返しなんて、
嫉妬しちゃうもんね。
でも、AもAで、すっごい律儀で優しさ満点だから、
返さないと気が済まないんだろうな。
『んー』
蓮「ぐすっ、」
痺れを切らしたのか、
とうとう泣き出してしまっためめ。
蓮「、ごめっ、」
めめはすぐ謝っちゃう。
多分くせなんだろうな。
『蓮、こっちこそごめんな?
蓮の気持ち考えずに……ほんまごめん』
蓮「ちがっ、おれがっ、、泣いちゃった、からっ、」
ひくひく泣いているめめを、腕の中に閉じ込めて、
背中をとんとんとするA。
なんか、甘いな
すごいいいシーンだけど、
おれ、ちゃんと見えてるよね??
ホワイトデーに返すお菓子より、甘いんだけど…
いま、めちゃめちゃ上手いこと言ったよね、?(小声)
まあ、そんなことは置いといて、カメラを起動させて、
内カメにして、パシャっと撮っておいた。
『ちょ、まって?盗撮ですね?深澤さん。笑』
辰「ううん。笑」
.
時間が経てば、涙もおさまっためめ。
ふたりでイチャイチャしながら、
どのお菓子がいいか決めてるみたい。
蓮「これ、おいしそう…」
『これ食べたいん?、可愛いな蓮は。笑』
蓮「ちょっと、恥ずかしいじゃん、やめてよっ」
喧嘩にならなくて、よかったよほんとに。
さっ、おれも、
センスいいって言われるお菓子を選ぶとするか
.
だいぶホワイトデー過ぎてるのに、
ホワイトデーの話、なんかごめんなさい。笑
264人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えむてぃ。 | 作成日時:2021年5月6日 22時