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コンビニで必要そうなものを買って、
Aの家に行きピンポンを押す。
するとガチャっとドアが開き、
顔が真っ赤で、おでこに冷えピタを貼ってる、
辛そうなAの姿があった。
『あ、蓮、、ごめんな』
蓮｢ほら、風邪引きさんは寝ないとね｣
そう言ってAを支えて、ベッドに寝かした。
熱を測ってみたら、37.9℃。
『これでも下がってきてるから、な？』
俺が不安な顔になってたのか、
優しく声をかけてくれたA。
蓮｢あっ、そうだ！これ買ったんだよっ、ほら！これも！｣
めったに体調を崩さないAがしんどそうで、
あたふたしてしまう俺。
看病しに行く！とは言ったけど
看病って何するんだっけ…
ふと携帯を見ると、12時になろうとしてた。
蓮｢そうだ、Aお腹空いたっ？｣
『ん…朝ちょっとしか食べなかったから
空いたかも……なんか作ってくれんの、？』
蓮｢うん…！あ、キッチン借りてもいいっ？｣
『もちろんだよ、ありがとな』
蓮「作ってくるからっ、待ってて！」
そう意気込んでキッチンには来たものの、
蓮｢どうすればいいんだ、？｣
とりあえず雑炊の作り方調べよ
調理器具や食材に、
借りますと心の中で呟いて、作業をする。
作り始めてみたんだけど
とにかく自炊をあまりしてなさすぎて、
物を落とすわ、携帯落とすわ、
具材の形バラバラだし、焦がすし…
しまいには、
蓮｢うわっ…甘っ、｣
塩と砂糖を、間違えるし…
こんなんじゃ、Aが食べられないよ
時計を見ると、もう13時を迎えてるし
はぁ、とずっと落ち込んでた。
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作者名：えむてぃ。 | 作成日時：2021年5月6日 22時
