＊ ページ37
話し方例
「よーっす元気かー？ メシ食ったかー？ 俺は昇華隊カブラギ班班長のカブラギカンジ。ま、そう構えずに気楽に『カンちゃん班長』って読んでくれや！ はい、『カンちゃん班長ー！』……いいよ嘘だよ……そんな目で見ないで……。ま、気楽に行こうや」
「へーなるほどねぇ。面白いこと考えるんじゃないか。上まで回しとく……いやお前行ってこい！ 何事も経験、だろ？」
「隊長、お言葉ですがこういうモンには適材適所ってやつがありますよね？ そうそう、あいつは敵を殴る。あいつは書類とにらめっこする。あいつはお偉いさんの前でニコニコする。そんで俺はここで茶を汲む……ってへぇへぇ、分かりましたよ！ やりゃあいいんでしょやりゃあ！」
「ばーか玉砕覚悟で挑んでどうする。相手を考えてみろ、せいぜいネズミ……いやカピバラくらいだろ。時期さえ整えば幾らでも余裕でやれる。査定の日が近くて焦るのは分かるが逸るな。命あっての物種だろ？」
「偉い偉い、ちゃんと『できねえ』って認められた。そうやって己を知ることが大事なのさ。それすら出来ずに散っていった奴、散らされた奴がどれほどいたか。でもーーいやいいな。その目なら大丈夫だ！」
「正義？ 大義？ 教えてやんねーよー！ 言われなきゃ分かんねえ、教えてちゃんなガキには言っても分からねえだろうからな！」
「……あ？ 何も知らねえガキから選択権奪って、その末の自由か？ 解放か？ 寝ぼけたこと言ってんじゃねえよ、子供一人に自由に努力する権利すら与えてやらなかった癖に」
その他:
専攻は教育学。
頬の傷は教育場の教員時代に子供を庇って出来たもの。
甘いものが好き。洋菓子系より和菓子系の落ち着いた甘さが好き。油っこいものは好きだったが最近はあまり食べられなくなってきた。つらい。
緑茶を淹れるのが得意なので、詰所のお茶出し係をよく買って出ている。デスクの引き出しには秘蔵の高級茶を入れており、特別なときに振舞ってくれる。
ナメクジやカタツムリなどの生物が苦手で、視界に入ると露骨に「うげー……」という感じになり、露骨にテンションが下がる。
政府に思うところがないでもない。かつての政府の本焼却問題について調査していた先輩の意志を継ぐ形で、現在も政府に所属。
昼食後の勤務時間はたまに居眠りしている。
子供好き。そして、子供が傷つくところは見ていられない。なので、リブレリーアについては少々ご立腹気味。
関係:募集中です！
製作者:紫清
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
