己の役柄_2【キャラまとめ】 (ページ31)

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【備考】
表の顔は普通の二浪大学生。工学部。ここでは「近藤あずみ」という名前を使っている。しかしこれも偽名。スポーツ義肢直売店でバイトをしている。
人工物が好きで、社交としての食事は行うが単独のときはほとんどサプリメントで済ませる。

生まれはそれなりに大きなセミオーダーメイドの義肢開発会社。三兄妹の末っ子。上の二人は会社の存続のために優秀な子とするため、デザイナーベビーとして作られた。故に品行方正、頭脳明晰、容姿端麗の完璧人間。
対して彼女は、「本当の子供」だとして、自然妊娠で生まれた子供だった。故に、彼女は見目麗しい兄姉と比べて容姿も冴えず、聞き分けは良くても兄姉と比べれば話にならず、暗記科目がどうしても出来ない。スポーツもとてもよく出来る訳では無い。「子供」で、「家族の誰よりも劣る」故に彼女は家族内で「可愛い」「愛玩し保護すべき」存在として扱われた。

そんな哀れみも含んだ(と彼女は感じ取った)愛情からの逃げ場として彼女が選んだのは、会社の廃品倉庫だった。そこで最初は工場員の見よう見まねに、徐々に技術を発達させながら理想の手足、理想の顔、理想の胴体を作り上げた。けれど、装着は親の手前許されなかった。父も母も兄も姉も、彼女以外はみな義肢化しているのに。彼女だけが天然であることを強いられた。
そしてある日、意図的にか偶然にか廃品倉庫の中のものがそっくり捨てられた。彼女の制作物も全て。そさてそのショックで彼女は引きこもりになる。けれどその捨てたものの中から彼女が作成した義肢が第二公安課の目に止まり、スカウトに至る。この時20歳。
そしてそれを機に彼女は自身の義肢化を開始。初めに変えたのは頭部。顔つきも大きく変わって、今の綺麗な容姿になった。
元の容姿は重たい黒髪に一重の黒い瞳、丸い顔。愛嬌はあるが野暮ったい感じ。身長は158cm。

【キャラの使用、関係に関して】
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【製作者】
紫清