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【好きなもの】
読書、動物、行ったことのない場所。抹茶と和菓子。博物館や動物園、水族館など。暗記科目。
【嫌いなもの】
料理、自分の気持ちを伝えること。作文。酸っぱいもの。何を考えているか分からない人。球技。
【備考】
最近失恋をした。相手は昨年の文化祭準備で、一人残って教室で準備していた所を手伝ってくれた同級生。それ以降は話すこともできず、時折彼の方を見ては「好きだなぁ」としみじみ思うだけだった。今年のクラス替えでは別のクラスになってしまい、会う機会も減った。そんな夏休み前のある日、帰ろうとしていると久しぶりに彼を見かけた。彼の前には、彼に「好きだ」と伝える女の子がいた。その日は慌てて逃げ帰り、それから数日後に見かけたのは仲良さそうに並んで帰る二人だった。その瞬間、彼女はまだ自分の想いが密かに燃えていたことを思い知らされた。──けれど、その思いをどうやって消化すれば、どうやって外に出せばいいのか、そもそも出してもいいのかすら分からなかったので、蓋をして──黙って1人で歩いていたとある帰り道に、「会った」。それは彼女曰く初めての経験だそうだが、実は小さい頃にも魂に会ったことがある。ただし、彼女の中では「うっすらとしか思い出せない友人」のようになっている。
幼い頃はおじいちゃん子だったが、そんな祖父とは小学六年生の時に他界。定期的にお墓参りに行く。家族構成は祖母・父・母・弟。弟とは4歳差。家族関係は普通に良い。
【台詞】
「高市凪沙と言います、よろしくお願いします。……えっと、あと他に何を言えばいいんでしょうか」
「……すごい、すごいです！ 本の中でしか見たことなかったです、こんなこと！ ……えっと、あの、触れたりって、しますか？」
「このように口下手なので、私に話しかけられても迷惑でしょうし……。でも、いいんです。私には本がありますから」
「今でも、『言っていたら何か変わっていたのだろうか』なんて考えてしまうんです。そんなこと考えても、何の意味もありませんのにね。……だって、あの人はクラスの人気者で、隅っこにいるような私でさえ覚えてくれているような、優しい人です。そんな人を、私が独占していい訳がないんです」
【関係】
募集中です！
【派生作品への利用について】
ご自由にお使いください。連絡あれば見に行きます。
【製作者】
紫清
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