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【言霊】
言霊名:烈女
系統:具現型
文字の場所:胸
文字:烈
能力概要:武器に炎をまとわせることができる。というより勝手に発火する。条件は「感情が高ぶっていること」「自分が流血していること」の二つ。その二つを満たして怒りや悲しみなど激情の含まれた言葉を発せば発動。あとは条件二つの上昇に比例して炎の勢いは増す。擦りむきやイラっとしたくらいで刃先から火花が散りだし、大流血または我を忘れるほどの感情増幅で小火くらい。大流血かつ感情暴走で武器が見えなくなるほど。
もちろん流血しすぎると死ぬし、感情が増幅しすぎていると己で戦いをやめられなくなる。


【武器】
薙刀


【好きなもの/嫌いなもの】
好き
自己申告:フリル、リボン、ドレス、ぬいぐるみ、甘いもの、ロマンス小説、占い、バラの香り、紅茶
事実:辛いもの、武器の手入れ、戦闘、スプラッタ映画、ジャンクフード、炭酸飲料
嫌い
自己申告:父、苦いもの、虫、雷、お化け、爬虫類や両生類
事実:別に後者4つは正直嫌いでも何でもない。Gで始まる黒い虫は即座に殺せる。

【趣味】
自己申告:華道、茶道、日本舞踊、ピアノ、読書
事実:戦闘または訓練、武器の手入れ、星空を眺めること

【得意/不得意】
得意
近接戦闘、切り込み、とりあえずただただ突っ込めばいい戦い
メイク、ネイルアート
不得意
ギミックのある戦闘、技巧派との戦闘
料理


【家族構成】
父 錦川 遼輔 52
母 藤原 優香 48。父とは離婚済み。
義母 錦川 奈々実 31。後妻。
兄 錦川 遼壱郎 他界。3歳上
弟 錦川 遼一 5。腹違い。

【過去】
和を尊ぶ。伝統を良しとする。男は家を支え、女は父、夫、子に従う。戦国時代より続く由緒正しき名家――を名乗る歪な一族、「錦川家」に彼女は生を受けた。――それは、彼女の兄が病気をこじらせ亡くなってから一月と経たない冬のころ。
当時次期当主が死んだばかりということで、少し両親、いや父はおかしかった。何としても当主を――男でなければ――しかし、生まれたのは――いや、こいつは遼壱郎に比べて体も大きい。きっと丈夫に違いない――。
そうして、現当主である父は言った。
「よくやった! 元気な男の子だ! こいつは、長男として、『遼太郎』と名付ける――!」

そうして彼女は、生まれて3分後に「彼」となったのだった。

*→←和泉晶子【言辞戰線】



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作者名:紫清 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年12月23日 1時

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