就任75日目 不穏ナ気配 ページ47
最近、ブラック本丸やブラック役人は減っているが気になる事件が多発している
時間遡行軍が万屋付近や本丸近くに現れたり、実際に本丸を襲撃された所もあるようだ
各本丸の位置情報は各本丸に居る刀剣数名と審神者、それと本丸の担当役人とブラック本丸及び政府役人取締課のみ
このうちの誰かが位置情報をバラしている可能性が浮上した
しかし、政府の役人はウチ課がそれぞれ別視点から調査したからきっと違う
襲撃された本丸はどこも優秀で、審神者にも問題なく刀剣との信頼関係も問題なかった
審神者が優秀なだけあり、本丸襲撃された際も結界がしっかり貼ってあり、なおかつ本丸に居た刀剣全員で撃退できた程度の数だったらしい
そこから考えられる一つの答え…
師走「この中に遡行軍と繋がっとるヤツがおると考えとる」
菊「仲間を疑うのですか??」
紫陽花「信用したいけど、実際それが一番確率が高いと思うわ」
時鳥「ま、最初からダレも信用してなかったし、誰が繋がってよーとぶっ潰すだけっすよ」
甘夏「でもぉ、そぉなるとお仕事どぉするんですかぁ??この部署じゃないといけないことも多いんですよぉ??」
昂瑛月「今まで通り行うのでは??今までと違うのは、誰も自分を信用してない事くらいですよ」
『悲しいけどそうやんなぁ。信じれるのは自分だけかぁ…』
師走「いつも通りの業務は行う。しかし、みな気を張るように。尻尾を出したらすぐに叩け」
「「「了解」」」
いつまでも楽しい、嬉しい時間は続かない…
これまで楽しかった分、辛い事もやってかなきゃいけない
(これが落ち着いたら、皆で温泉行きたいなぁ…)
??「…その夢はホントに叶うのかな?」
(由希、勝負だ)
(お前が勝ったらハッピーエンド)
(??が勝ったらバッドエンド)
(由希が幸せになるには、勝つしかない)
(引き分けはない)
(楽しい death game の始まりだ)
この時のあたしは
ホントに皆と楽しい未来が待ってるとしか思ってなかった…
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作者名:かやめちゃん | 作成日時:2019年1月31日 1時