受付嬢は岩本担 (ページ14)

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＃１４ページ14

目黒side

岩「この間、Aちゃんと二人でご飯行ってきたんだよね。」

・

バラエティ番組の収録の待ち時間、楽屋でメンバーと戯れていたら

岩本くんからの衝撃の告白。

渡「えぇーっ？！」

向「いつの間にそんな仲深めてたん？！」

深「てか、Aちゃんよく行ったね！照の顔見るたびに顔真っ赤にしてたのに笑」

岩「まぁ、ね？笑」

メンバーの反応に、満更でもなさそうな岩本くんの表情を見て

なぜだかモヤっとする心。

・

なんか、嫌なものが喉につっかえてる感じ？

てか、Aちゃんも結局行ってんじゃん。

…まあ、俺も後押ししたからこんなこと思う筋合いはないかもだけど。

けど、なんか気に入らない。

・

ラ「あれ、めめどこ行くの？」

目「…収録までまだ時間あるし、ちょっとコンビニ行ってくる。」

ラ「いってらっしゃ〜い。」

・

一人、楽屋を出てスタジオ近くのコンビニへと向かう。

その途中、見慣れた後ろ姿が目に入った。

・

目「なーにしてんの？」

「ぅわっ！びっ、くりした〜、、」

「驚かさないでくださいよ」

なんて言いながら、ちょっとだけ不機嫌になるAちゃん。

・

「お仕事お休みだから、買い物してたんです。」

目「そうなんだ。」

「目黒さんは？この辺りでお仕事ですか？」

目「そ。番組収録の待ち時間。」

「お疲れ様です。」

ふと、さっき岩本くんが楽屋で話していたことを思い出す。

目「そういえばさぁ、行ったんでしょ？岩本くんとデート。」

「あれはっ、デ、デートなんて大それたものじゃありません。」

目「へぇー。その割に、顔真っ赤じゃん。」

岩本くんの名前を出す度、毎度のことながら赤面するAちゃんを見て

無性にイラだった。

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