君に逢いたかった Ren.N (ページ4)

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なんか彼女の笑顔は優しくて温かみがあって……

こんな状況にも関わらず俺の心臓はドクンと音をたてた。

それから俺はしばらく彼女に見とれてしまっていて…

『早く！押さえないと！』

と、彼女の焦る声でハッと我に返った

廉｢あ、すみません！｣

『ビックリしましたよね、いきなり出てきたように見えましたけど…』

廉｢めっちゃ焦りました笑
しかも今日に限ってハンカチ忘れて…笑｣

『そうだったんですね、笑』

廉｢だからすごい助かりました！｣

『お役に立ててよかったです』

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そうやってちょっと話してると、

プルプルプルプル

『やばい！電車来ちゃった！じゃあまた！
しばらく安静にしててくださいね！』

廉｢え、あ、｣

そう言って彼女は走って行ってしまった。

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ちゃんとお礼言えへんかった……

あ、このハンカチどうしよ

しかも名前も聞いてへん！やらかしたぁぁぁぁ

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んーまぁ、とりあえずこのハンカチ洗濯して……

また会えるかもだからずっと持っとくべきやな

それにしても……あの子可愛かった……

特に笑顔がめちゃめちゃ可愛かった

この時の俺は気づいてへんかったけど、

今は分かる。俺はあの子に恋しとる。

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なんでかって？

今でもあの笑顔を思い出すだけでドキドキするんよ、

これはもう恋やろ！？

でもあれから結構な時間が経ってるけど

未だにあの子に会えてへん……

いつ会える日がくるんやろか、、

それに、あの子に会えたらもっと話しがしたい

そんな事をかれこれ一年以上も思ってる

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これが俺の想い続けてる彼女の話。