君に逢いたかった Ren.N (ページ11)

今日:17 hit、昨日:9 hit、合計:17,269 hit

11 ☆ ページ11

.

部｢それじゃあ髙橋さんの机はここだから
整理し終わったら早速仕事、頼むね｣

『はい！いろいろご説明ありがとうございました！』

.

今日は本社での初出勤の日

今、部長に仕事の説明や社内を案内してもらった

正直不安でいっぱいだったけど、

部長も優しい人だったし社内ですれ違った

社員の方もみんないい人で安心した

ここならなんとか頑張れそう…！

仕事始める前に

まずは早くデスクの上を整理しないとね！

.

.

そしてデスクの上を片づけてたら、上から声がした

紫耀｢あの～｣

『……はい？』

顔をあげると、そこには黒髪で

ハスキーな声が特徴の人がこっちを向いていた

紫耀｢新しく移動してきた方ですか？｣

『あ、はい！そうです』

紫耀｢やっぱそうなんだ！入学何年目ですか？｣

『入学…？』

紫耀｢あ！入学じゃねぇ！えと、なんだっけ、｣

『…入社ですか？笑』

紫耀｢そうそう！入社！｣

『私は2年目です』

紫耀｢じゃあ俺と同じだ！！｣

『そうなんですね！』

紫耀｢俺、平野紫耀っていいます！｣

『私は髙橋Aです』

紫耀｢Aちゃんね！
あっちに座ってる永瀬ってやつも俺の同期だから今度3人でご飯行こーよ！｣

『え、いいんですか…？』

紫耀｢もちろんいいよ！仲良くなりたいしね～
それにAちゃんの歓迎会も含めて！｣

『ありがとうございます！嬉しいです』

紫耀｢全然だよ！あと敬語じゃなくていいよ？
俺らタメでしょ？｣

『そうですね……あそうだね！笑』

紫耀｢うん！それじゃあなんかわかんない事あったら遠慮なく聞いてね～｣

『ありがとう！』

.

そして黒髪の人、
平野くんは自分のデスクの方に戻っていった。

なんか明るい人だったなぁ

しかもすんごいカッコいい

でも入社と入学間違えるって……笑

今どきそんな人いるんだ笑

それに私の歓迎会も開いてくれるって言ってくれて

すごく嬉しかった。

同期の人があんな優しい人で良かった、、

.