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君の瞳に。 ページ4

君の瞳に、

別の人が写っている。


それは、なんとなく。

分かっていることだった。


目をつむり、

全く見えないふりをした。


まさに、

自分勝手と言われても、

仕方がないだろう。


どうしても君の瞳に。

うつりたかった。


それがたとえ、

ふりだったとしても。


うつりたかった。


「お前、そういうところは、可愛いよ
　な。」


うっかりしていたのだ。

この時は。


私は君の瞳に、

自分がうつっている。

そう思った。


思いたかった。


思っただけだったのだ。

病と化した。→←緩やかに朽ちて行く。


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ：文系女子 , 恋愛 , オリジナル   
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作者名：ココナツ | 作成日時：2017年3月28日 15時

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