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家に着くと待ってて、と言われて
玄関で待っていると
バスタオルをもって現れた。
明るいところで見た顔は
整っていていわゆるイケメン。
前髪はふわっと巻かれていて
そこから覗く目は仔犬のようで。
「とりあえず濡れてるし
風邪引いたらダメだから
シャワー浴びて。
さっき足ちょっと引きずってたし
おふろ入ってから手当てしよう」
「いや、そんないいよ！
タオル借りたらほんとに帰るから
ここで…」
「なにもしないし、安心してよ
ほんとに大丈夫だから」
「疑ってるわけじゃなくて、
申し訳ないっていうか…」
見ず知らずの人のお風呂を
借りるなんて気がひける。
「俺がいいって言ってるからいいの」
そう言うと脱衣所に押し込まれて
「そこの洗濯機に脱水かけたら
乾くから今着てるもので必要なものは
脱水にかけて。タオルと着替えはここに
置いておくから。」
とだけ言うとドアを閉めた。
なに？困っている人を助けるプロ？
やけにキビキビしてる…
「うぅっさむっ」
さすがの寒さには勝てず
お風呂に入らせてもらうことにした。
下着だけ脱水にかけて
スーツはかけられないから
置いておいた。
お風呂に浸かるとところどころ
ピリリとしみて見えない場所の
傷まで連想させた。
あったかくて気持ちいい…
しばらくするとのぼせ気味になって
自分がいかに長風呂してたかが
わかった。
用意してくれた服を着て出ると
リビングに電気が付いていて
「すいません、
ありがとうございました…」
「お、あがった？
こっち座って」
ソファに座るとチャキチャキと
消毒したり湿布を貼ったり
絆創膏を貼ったり。
「他痛いところない？」
「うん、ない。ありがと」
なぜか初めて会った気がしないのは
この屈託のない笑顔のせいなのか。
「俺、ベッキョン。大学生の２０歳」
「あ、私はAです…２４です…」
「えー！２４！？見えない！！
俺と同い年かとおもってた！！」
確かによくおぼこいとは言われる。
「そう…かな」
「うん！見えない！！」
「ありがと、
…あのここまでしてもらって本当にありがとう
なにがあったか聞かないの？」
「まぁ…色々話したくないことも
あるだろうからね〜〜
だいたい予想はつくけど。」
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ニコ(プロフ) - ハニさん» ハニ様、コメントご感想ありがとうございます！またご指摘いただきました点改善させていただきました（ ｉ _ ｉ ）申し訳ないです非公開になっていてただいま急いで公開致しました！がんばってベクちゃん研究いたします！ありがとうございますした！ (2016年2月26日 11時) (
レス) id: dacf9567ae (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - →初めての投稿ですみません；；もし間のお話があるならぜひ読みたいです！！次回作も楽しみにしてますね…！！(べくちゃんもっともっと読みたいです(^^●) (2016年2月26日 11時) (レス) id: cf0495d123 (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - こんにちは！はじめまして。まずはお疲れ様です；；いつも楽しみにしていました。終わるのは寂しいですが、べくちゃんをもっともっと好きになりました；；！お話の番号が39から43が抜けているのですが、番号のつけ間違いでしょうか？；；→ (2016年2月26日 11時) (レス) id: cf0495d123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ
| 作成日時：2016年2月22日 0時
