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○14 ページ14

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その日から、私はのんちゃんに学校でされたことを打ち明けるようになった。




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大毅は退院したけど、毎日病院に通ってのんちゃんに会いに行った。





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その度にのんちゃんは私にいちごミルクをくれるから、甘いけどその味がなんだか気に入ってきてたり。





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「しげ、元気?」



「ふふっ、うるさいくらいね」



「しげらしいわ笑」





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他愛ない話をして、くだらないことで笑いあって。





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考えてみれば、他の人には当たり前の日常なのに





私にはとても新鮮だった。





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ずっと学校で苦しんでたから、上手く笑うことを忘れてたのかもしれない。





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のんちゃんに、救われた。



笑い方を教えてもらった。





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面と向かっては恥ずかしくて言えないけど、感謝してます。





のんちゃん、ありがとう。





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作者名:えぇふぇす | 作成日時:2018年2月15日 23時

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