赤が３ ページ4
尊「………ん……。」
ゆっくり目が開く。視線だけ辺りを見渡せば、そこは身に覚えのない部屋だった。
尊「(…どこだここ………ん？)」
ふと腹の辺りに違和感を感じて見下ろしてみると、そこにはまたもや身に覚えのない女がいた。
尊「…っ、！？…」ｶﾞﾊﾞｯ
思わず飛び起きた。その衝撃でか、女も体を震わせ、身じろぎした。
しかし一向に起きる気配がない。
尊「………おい、起きろ。」
軽く肩を揺すぶってみる。
「…んー…？………ん？…ん！？」
目を開けたかと思えば、今度は信じられないという顔で周防を凝視した。
やがて、納得した顔になった。
貴「………あ、そっか。というわけでおやすみなさーい…。」
尊「いや、起きろよ。」
そのまま再び眠りに落ちようとした女に、すかさずツッコミを入れた。
貴「すいません……あたし朝弱いんです……。」
尊「…それはいいが、ここどこだ。」
貴「……お兄さん、あたしの家の前で気を失って座り込んでたんですよー……何があったん
ですか？(この人見た目は怖いけど、悪い人じゃなさそう…)」
尊「………覚えてねぇ。つか、分かんねぇ…。」
いつもどおりバーにいて、二階で寝てて、それで………
………あれ？
尊「(…なんで、思い出せねぇんだよ…)………おい。」
貴「はい？」
尊「…タンマツ、貸してくんねぇか。」
貴「(…タンマツ？)………あぁ、ケータイのことですか？」
尊「あ？いや、タンマツ…。」
貴「え？」
尊「あ？」
貴「……いや、ケータイ……コレのことですよね？」
尊「……タンマツだろ。」
貴「いや、タンマツじゃなくてケータイって呼んでるんですけど…まぁタンマツでも間違いじゃ
ないですけど。」
尊「…俺の周りの奴らはみんなタンマツって呼んでるぜ。」
貴「……………………ちょっと、使ってみてください。」
尊「…おう……………おい、地図機能どれだ。」
貴「地図？コレです。」
尊「…………浮き出てこねぇじゃねぇか。」
貴「浮き出る！？いやそんな3Dなんて高機能なもの開発されてませんよ！音声認識でやっと
なんですから！」
尊「…………は？」
貴「え？」
尊「んだそれ……！」ピピピッピピピピピ
貴「Σちょっ！？壊れちゃいますってぇえええ！！！」
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クラウディ - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします！ (2015年1月1日 19時) (
レス) id: f5e9a20af7 (このIDを非表示/違反報告)
momo - Each and All 聴きながら見てるけど、やばい・・・これは涙腺が・・・！！！！ (2014年10月7日 21時) (レス) id: 55a4a4cdc3 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ - 28やばかったです！凄く続きが気になります！wこれからも更新頑張って下さい♪ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 47f2933f17 (このIDを非表示/違反報告)
クラウディ - 気になる・・・、早く書いてほしい。 (2014年9月23日 12時) (レス) id: f5e9a20af7 (このIDを非表示/違反報告)
イオ - やめろ！！その顔やめろ！！！！ (´▽`) (2014年9月19日 21時) (レス) id: 7430eb96ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹龍 x他1人 | 作成日時：2014年8月12日 13時
