七瀬、FBIになる。４ ページ4
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１年間、公安の人たちに会えないと思うと、どこか寂しい気持ちはあるけれど、私はこの１年有給休暇を貰えるような物なのだ。
FBIでも仕事はさせられるだろうが、公安よりブラックな職場が地球上にある筈がない。
苛立っている降谷さんと話しながら廊下を歩いていると、警察庁公安部のプレートを提げたドアが目の前にやってきた。
私の配属は一応ゼロなのだが、まだ入社して日が浅い為、普段は公安部でコキ扱われている。
特殊な任務があれば、個別に連絡が入ってきてそちらへ向かうと言った方式だ。
公安部の人達は、私が降谷さんと同じ警備庁警備局企画課に配属されているなんて夢にも思っていないことだろう。
ドアを開ける前に、降谷さんは電話をしてくると言って、この場を離れた。
仕方がなく一人でドアを開けると、上司がすごい形相で迫って来た。
「おい、A！FBIに行くって本当か！？」
「……え、あ、はい。」
もう、ここまで情報が回って来ているのか。
公安は相変わらず、報連相が凄まじく早い。尊敬する。
私はいつも報連相がなってない、と怒鳴られるというのに。
なんてことを思っていたら、急に皆が泣き始めた。え、どうしたの！？
もしかして、私が１年間席を開ける事が悲しかったりし……
「Aが居なくなったら、この山積みの資料誰が片すんだよ！」
「降谷さんがあまり帰ってこない今、この課で一番仕事が出来るのはAだったのに！」
「地獄だ……明日から俺たちには地獄が待っている……。」
予想外の返答に、呆れて声も出ない。
私は道具かよ！前言撤回、FBIに呼ばれて正解だわ！盛大に感謝したい！
一人ぐらい私との別れを悲しんでくれてもいいのに、公安部の人たちは全員声を揃えて仕事の話をした。
１年後、公安に戻って来ても絶対仕事手伝ってやらねえ……。
「ヒィッ、怒るな七瀬A！公安たる者、短気になってはいけない！」
「あ、Aちゃんが居なくなって俺、寂しくなるなぁ〜〜？」
「うるせえ！こんな人情の無い上司を持った私が可哀想だ！こうなったら、FBIで活躍しまくって、公安なんかとっとと辞めてFBI捜査官になってやる！！」
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一(プロフ) - 坂竹会長さん» 七瀬ちゃんに質問ありがとうございます！キャラ設定載せるときに回答させてもらいますね！更新ガンバリます！！ (2018年10月6日 19時) (
レス) id: cd2af638b2 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - 坂竹会長さん» ご指摘ありがとうございます！直させていただきました！ (2018年10月6日 19時) (レス) id: cd2af638b2 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - salomeさん» 降谷さん視点了解です！多分、番外編になると思いますが書かせて頂きます！ゼロの日常は全話は少し難しいかもしれませんが、いくつか書きますね！私もハロ大好きです！リクエストありがとうございます！ (2018年10月6日 19時) (レス) id: cd2af638b2 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 七瀬ちゃんに質問です。 貴方は犬派？猫派？甘党？辛党？普通？です。 更新頑張ってください。ベルモット姉さんンンンンン”””””((殴り 失礼しました(笑) (2018年10月6日 17時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - ページ5名前変換なってないのではないのでしょうか？間違っていたらすみません。 失礼しました (2018年10月6日 6時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ninoma_e
作成日時：2018年9月16日 17時
