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絶対、私の顔はリンゴのように赤くなっている。
年上なのに緊張してると笑われるだろうか。
いや、赤葦くんはそんな事を言うような人ではない。
不安で赤葦くんの事から外していた視線を、少しずつ、赤葦くんの方にやる。
すると、意外にも耳まで赤く染めて、額に腕を当てて顔を隠す赤葦くんの姿があった。
「そ、それは本当ですか……。」
「う、うん。赤葦くんは、私の事どう思っているか分からないけど。」
「え！？そんなの……好きに決まってるじゃないですか。」
赤葦くんからその言葉が聞けて、内心めちゃくちゃ嬉しい。
嬉しいけど、その気持ちを抑えて赤葦くんの口から今以上に聞きたい言葉を引き出す。
私は、告白するよりされる方が、タイプだ。グッとくる。
緊張しながらも、強気な発言をする。
「だって、私。赤葦くんに直接、好きって言われた事無いからわかんないんだもん。」
すると、赤葦くんは頭を抱え込んでんーーっと、唸った。
欲張りすぎた……？
そんな反応をされると、心配になってくる。
気付けば、私も赤葦くんも足を止めていて、お互いの言葉に耳を傾けていた。
もう、言ってしまったことは仕方がないと、せっかちな私は恋には奥手な癖して急かすような言葉をかけてしまう。
「で、どうなの？」
赤葦くんは大きなため息をついたかと思うと、ぎゅっと私の右手を上から軽く握った。
「っはあ、いつからそんな強気キャラになったんですか。……誰かに染められた？そんな事ないですよね。及川徹の告白を蹴るような一途なAさんですもんね。」
遠回しの皮肉と、ニヒルな笑みが重なる。
本当ならムカつくはずなのに、こんなことにもドキドキしてしまう自分が悔しい。
赤葦くんが好き。今の私にはその気持ちだけで充分だった。
「一度しか言わないので、よく聞いてください。……Aさんが好きです。俺と、付き合ってください。」
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雨 - あっあっあっ…ァァァァァ！！黒尾ぉぉぉぉ(´；ω；`)無茶苦茶面白かったです！！！ (2019年5月12日 21時) (
レス) id: cd5b3b3e38 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - 赤葦ぃぃぃさん» 赤葦ぃぃぃさんコメントありがとうございま！可愛いと言ってくださって嬉しいです……！励みになります！ (2018年10月1日 21時) (レス) id: 91c2879456 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - みゆみゆさん» みゆみゆさんコメントありがとうございます。返信遅くなってしまい、申し訳ないです。ヤンデレ葦可愛いですよね！作者の大好物です。応援ありがとうございます！ (2018年10月1日 21時) (レス) id: 91c2879456 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦ぃぃぃ - やだあかーしかぁいい(悶え中)ぐぅう可愛い……！更新頑張ってください続き待ってます！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: a076412724 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ(プロフ) - えっ、どうしよう…可愛い…(ヤンデレ赤葦を可愛いと言ってしまう重症者) 番外編の続き、お待ちしてます！ おもしろかったです(*´`*) 応援してますからね〜|壁|´`) (2018年8月9日 22時) (レス) id: 3935b1d5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ninoma_e
作成日時：2018年7月21日 20時
