Stellaと学校生活２ ページ23
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花道のように開けられているStella専用の道に入ってきたのは一年生……だろうか。
服装と呼び方を聞く限り、一年生だと思う。
無理やりここに割り込んでいたのを見て、３年生のStella過激派ファンの先輩方は私を見た時以上に鋭い目で女の子を睨みつけた。カワイソウ。
……というか。
「女の子かわい。」
つい、思ったことが口からこぼれた。
相も変わらず、本人たちに見られるこの学校でのStellaファンの顔面偏差値はきわめて高い。
それはこの女の子も例外ではなく、むしろStellaファンの中でも群を抜いてかわいくて、もしかすると、学年１なのではないか。
「俺はAの方が可愛いと思うけど？」
「アイドルに言われると心臓持たないから冗談辞めてよ……こういう事って度々あるの？」
「週２ぐらいであるよ。クッキーとか。大体貰ってるけど……あ、食べてるかは別ね。」
英にウインクされたけど、それ以前に恐ろしい発言を聞いてしまった。
食べてるかは別って？
せっかく貰ったものをゴミ箱にポイしてるの？
たしかに、手作りの物を食べて食中毒にでもなったらお仕事にも迷惑かけちゃうから駄目だけど……。
聞かなくてよかった情報を聞いてしまった私は何ともいえない気持ちに襲われた。
でも、この女の子いい子じゃないか。
コンビニごはんばかり食べている賢二郎を気にかけて、朝早くからお弁当を作って、上級生からの目が怖いけど、こうして賢二郎にお弁当を渡しているのだ。
私だったら、到底できない。
……と、その時。
腕を誰かに引き寄せられる。
「俺、コイツに作ってもらうことにしたから弁当いいわ。」
息が髪にかかる距離の賢二郎と無理やり引っ張られている私を睨みながら目に涙を溜め込んでいる一年生の女の子。
両側に挟まれている私はその空気の重さに、息を吸う事すら出来ない。
ファン獲得はどうした！白布賢二郎！お前、こんなこと言ってたら賢二郎ファン減るぞ！？
絶対に口に出せないから、そう心の中で怒鳴った後またもやうるさい悲鳴が耳に入った。
……そうだった。
「黒王子最高……っ！」
「きゃああああ、かっこいい黒王子ーー！！」
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一(プロフ) - 氷翠さん» 夢主は生粋のいい子ちゃんにしてみました。 読んでくださりこうしてコメントくださることが一番嬉しいです。 更新頑張ります！ (2019年12月27日 9時) (
レス) id: ca6dbfc4b7 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - 輝星さん» ありがとうございます。ときめいてもらえて嬉しいです。更新頑張ります……！ (2019年12月27日 9時) (レス) id: ca6dbfc4b7 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 夢主様良い人すぎて泣いた。大好きになりました！登録できないのが悔しい・・・更新頑張ってください！！ (2019年12月25日 20時) (レス) id: 3f35ea9ba7 (このIDを非表示/違反報告)
輝星(プロフ) - とっても素敵でめちゃくちゃトキメキまくってました！すごく大好きです！語彙力なくて全然言えないのが悔しいです。更新頑張ってください！楽しみに応援してます！ (2019年12月25日 2時) (レス) id: 5fda6ee181 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - 神月さん» ありがとうございます。地の文が多くて読みにくいところもあると思いますが、そういってもらえて嬉しいです…！頑張ります。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: ca6dbfc4b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ninoma_e
作成日時：2018年5月4日 17時
