高校生の怪盗6 ページ24
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私はもう24歳。そろそろ結婚を考えなければヤバい。警察学校の同期たちは結婚した、なんて風の噂をよく聞くけれど、私に至っては仕事が忙しすぎて婚活をする余裕がない。
女性警察官は職場内結婚が多いそうだが、降谷さんと私が付き合うとか微塵も想像できないし、風見さんも無いな。他にあるとすれば、松田さん?
いや、待てよ。もう三年くらい前の話になるけど、松田さんは警視庁の女刑事といい感じだった気がする……そのわりには私の家に来る回数が多いような……あれ、うまくいってないのかな。
そこではっとなった。
もしかして、私の周りにいる男ってこれだけ……?
警視庁警備局警備企画課に男は何人もいるけれど、誰にどういう彼女がいるだとかは全く知らない。
というか、降谷さんや松田さんですら彼女の有無がわからないのに、他の上司の恋愛事情なんて知るはずがない。
ぐるぐると私の周りの男を思い浮かべる。
……あ、もう一人いた。
「詳しくは言えないが、お前のいる日本へ行く。全てが終わった暁にはお前を正式にFBIに引き込むことも考えている。」
「また会えるのを楽しみにしているよ、A。」
赤井さんの声が脳内再生される。
いつ、日本に来るのだろうか。結婚……はちょっと考えにくいけれど、毎日こき使われて、からかわれる日々がなくなるのは寂しいものだ。
柄にもなく、ノースタルジーにどっぷり浸かっていると。
「Aさんってモテるんだね。」
百面相をしていたらしい私の顔を黒羽快斗くんに覗き込まれる。びっくりして、後ろに退く。
つい先ほどまで、結婚について考えていた上に顔が整っている彼に至近距離で見つめられたら、不覚にもときめいてしまいそうになる。
……待て、相手は高校生だぞ、A。警察官が
自ら犯罪を犯してどうする。
「全然、そんなことないよ。彼氏もいないし。」
「へえーー、意外。あの名探偵の口からは、いつもAさんの名前ばかり出てるぜ?」
「コナンくんは小学生でしょ。私のことなんか……」
「中身は俺と同じ高校生……だって、Aさんも知ってるでしょ?」
ドキリ。別の意味で心臓が跳ねる。急に組織が絡んでくる話をされると、心臓に悪い。
怪盗キッドもコナンくんの正体を知っているんだ。
誰にも言うなよ!的な感じで口止めされたものの、結構知ってる人は多いパターンなんじゃ……。
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春 - 更新停止…降谷さんに残業でもさせられてるんですか?() (2023年5月4日 15時) (レス) @page31 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな( ?)バナナ(プロフ) - くそぅ、、次はまだないのか……更新いつまでもまってまっせ、赤井さん…|´-`)チラッ (2023年4月3日 6時) (レス) @page31 id: 0b7a4ff9a1 (このIDを非表示/違反報告)
Kaho(プロフ) - うわわわ、、これからって所で、、残念です (2022年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 153df11488 (このIDを非表示/違反報告)
Black - 降谷さん尊い…更新してほしいです‼︎ (2022年5月27日 20時) (レス) @page31 id: 45fea12ca1 (このIDを非表示/違反報告)
らら - 更新停止...😭 (2022年4月29日 17時) (レス) @page31 id: 72f8657db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ninoma_e
作成日時:2019年12月1日 21時