高校生の怪盗1 ページ19
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午前中に仕事を切り上げることに成功した私は、久しぶりの半日休暇を得られた。
そして、今日は午後から休暇を取れることを見込んでさりげなく聞き出した、丸一日降谷さんは現場だから、家には帰ってこないという情報。
つまり。
私は家でゲームをし放題ということだ……!今からゲームを快適にやるためのお菓子をスーパーに買い込みに行く。
モン●ンアイスボーンもやりたいし、私の愛してやまないスプラ●ゥーンもやりたい。ポ●モン盾は事前予約してかった割に、まだ開封すらしていないから早くやりたい。エイムはガバってそうだけど久しぶりにエペやるのもいいなぁ。
こんなに優雅な気持ちで街を歩くのはいつぶりだろうか。
頭の中を妄想で膨らませていると。
目の前に新一くんを発見した。
……え、新一くん?
新一くんはたしか、薬の副作用で体が小さくなったままなハズだけど。何で、高校生の姿でここにいるんだ?
もしかすると、何か黒の組織と進展があって、元に戻ったのかもしれない。
とにかく、話しかけてみることにした。
「新一くんーー!」
新一くんが私の声に反応して、キョロキョロと周りを見渡す。
大きめに手を振ると、ようやくこちらに気が付いたようで彼は近寄ってきた。
「よ、よお。Aさん、元気にしてたか?」
……ん?新一くんにしてはやけにぎこちない喋り方だな。
容姿も声も新一くんそっくりなのに、何か違和感を感じる。
あ、分かった。違和感の原因。
新一くんは私のことをさん付けで呼んだりなんかしない。
ってことは、まさか……!
「じゃあ、俺は今から用事あるから……またな。」
「あ、待ちなさい!」
考え事をしている間に新一くんの偽物が逃亡した。全く、逃げ足が早いんだから!
そんでもって、偽物の正体は……多分、怪盗キッド。
とりあえず後を追うが、捕まえて手柄をあげようという気は更々ない。怪盗キッドは捜査二課のとある警部さんが血眼になって追っているみたいだし。
警察官の正義に反するのかもしれないが、公安の下っ端が獲物を横取りするなんてあまりに可哀そうだ。
私はただ、興味本位で怪盗キッドを追いかけた。
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遅くなって申し訳ないです……!お話がある程度かけましたので、これからはサクサク更新していきます。
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春 - 更新停止…降谷さんに残業でもさせられてるんですか?() (2023年5月4日 15時) (レス) @page31 id: 50b2221609 (このIDを非表示/違反報告)
ばなな( ?)バナナ(プロフ) - くそぅ、、次はまだないのか……更新いつまでもまってまっせ、赤井さん…|´-`)チラッ (2023年4月3日 6時) (レス) @page31 id: 0b7a4ff9a1 (このIDを非表示/違反報告)
Kaho(プロフ) - うわわわ、、これからって所で、、残念です (2022年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 153df11488 (このIDを非表示/違反報告)
Black - 降谷さん尊い…更新してほしいです‼︎ (2022年5月27日 20時) (レス) @page31 id: 45fea12ca1 (このIDを非表示/違反報告)
らら - 更新停止...😭 (2022年4月29日 17時) (レス) @page31 id: 72f8657db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一 | 作者ホームページ:https://twitter.com/ninoma_e
作成日時:2019年12月1日 21時