【最梛様リク】糖度100% 中島敦 ページ16
太陽の光が部屋内まで照りつける。
社の周りにある木から、独特な曲を奏でているのが聞こえる。聞いていて気持ちよくなるものではない。
ミーンミンと蝉が音楽を奏でる度、イライラも増していく。
社員はAと中島以外いなかった。
『暑い……溶ける……』
「もう夏だもんね、Aちゃんよければこれ食べない?」
Aと中島は同い年でよくこうして他愛のない会話を交わす。
中島から渡されたのはグルグルと三段に巻かれたソフトクリームだ。
『え、これって敦くんのじゃ?』
「待って、溶けてきた。」
中島はAにソフトクリームを押し付けて、溶けてきた部分を舐め上げる。
『っ……あ、あつ、あつしくん?』
「そっち溶けてきてるよ」
ショートしそうになっている頭では、何も考えられなく、行動もできない。
紅い舌でペロリと舐める中島をボーッと見つめる。
溶けた部分がコーンを伝い、Aの手に絡まった。その冷たさで我に返った彼女は反対の手でコーンを持ち替え、手を拭こうとするが、中島の手によって遮られる。
『だ、大丈夫?あ、敦くんあの、
暑さにやられた＿＿＿＿ひゃあ!!!』
中島は手についたソフトクリームを丁寧に舐めとると、熱っぽい視線を向け今度は何もついてなかった指を舐め始めた。
「あふぁい……(訳:甘い)」
『口に、咥えたまま喋らないで……く、擽ったいっそ、それに犬みたいだから辞めてって……』
「＿＿＿＿わん?」
その言葉に思わず持っていたソフトクリームを落としてしまう、溶けていたのもあり、辺りに撒き散らしてソフトクリームが付着する。
「……綺麗にとってあげるからね」
*リクありがとうございます！
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コウゴウセイ - リクエストです！もう一度芥川君の200%見たいです！おねがいします！ (2017年12月26日 3時) (
レス) id: 1047bdf72e (このIDを非表示/違反報告)
雪ねこ - 梶井さーーーーーーーーん！ (2017年8月12日 22時) (レス) id: 9f9bc6f12f (このIDを非表示/違反報告)
うたたね坂の治 - リクエストで、糖度100％の安吾さんお願いします（*'‐'*)！ (2017年8月10日 23時) (レス) id: 6f6d03f938 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ＊ - もうっっっほんっとにポオ君ヤバイ(鼻血) (2017年7月23日 12時) (レス) id: ab38d97291 (このIDを非表示/違反報告)
まったりすみれ(プロフ) - リクエストです！谷崎くんで150%お願いしますm(_ _)m (2017年7月9日 14時) (レス) id: 83bd5a9c37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新那 | 作成日時：2017年4月7日 23時
