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「「「「いただきまーす」」」」
目の前にある、鮭の塩焼き、米、味噌汁。
結局
音海くんが皇くんを誘って4人で食べている。
まー正確には昨日みたいに皇くんが駆け寄ってきた、
が正解なんだけどね笑
紬衣はオムライス、皇くんはハンバーガー、音海くんはカレーライスを食べている。
透空「うんまー!!」
紬「ほんと美味しそうに食べるよね笑」
想「ほんとだよなー笑」
皇くんの顔より大きいんじゃないか?ってくらいの大きさのハンバーガーを躊躇なく食べていく皇くん。
そんなにお腹すいてたの?って思うくらい勢いがすごくてびっくりする笑
紬「そーいえば、皇は推薦狙い?」
透空「あ、うん、いちおー」
あ、そなんだ・・・一応、頭いい人なんだ。
・・・って言ったら失礼か笑
想「こいつ、こー見えて意外と頭いいからさー」
透空「こー見えてってどー見えてんだよー!」
紬「え、意外ーーーーーー(棒)」
透空「どーゆーことだよ!!」
紬衣「そのまんまっ笑」
すでに打ち解けあっていて仲良く喋る3人。
人見知りらしい皇くんも、いつのまにか紬衣とふつーに喋っている。
コミュ力高いなー・・・
って隣で話を聞きながら一生懸命鮭の骨を取り除く。
プルルルルー
突然鳴り響く電話。
透空「あ、俺だ」
皇くんのだったらしく、携帯と共に席を外した。
紬「やっぱりオムライスさいこー!」
想「カレーもさいこー!」
「・・・あ、魚もさいこー!」
そう言うと2人とも笑ってくれた。
さっきまで骨取りに夢中だったけど、自然と笑みが溢れる。
透空「あ、わり、俺席外すわ」
『え・・・』
紬「あーうん、あとでねー!」
想「・・・」
戻ってきてすぐにそう言い放って慌てるように去って行った。
この光景・・・どっかで見たよーな・・・
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作者名:ゆに | 作成日時:2022年4月21日 17時