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透空side
愛「いやいや、そんなことあるー?」
透空「いや、あったんだよ!マジで!」
想「んなわけあるかい!笑」
透「ちょ笑うなよーマジだかんね?」
いつも通り3人でワイワイ楽しく帰る帰り道。
年長の時から変わらない立ち位置で、
左から想希、愛海、俺。
でもきっと、全く変わってないのはそれくらいなんだろーなーって思っちゃったり
想「んじゃ、またなー」
透「おう!あしたなー」
愛「明日ねー!」
想希の家はここから別方面。
だからこっからは俺と愛海で2人っきり・・・つってももー別れるんだけどね
透空「じゃーまた明日なー」
俺は愛海に別れを告げて家へ向かおうとすると、「ちょっと待って」と止められる。
愛「このあと・・・塾、?」
透「ない、、、けど」
愛「・・・・・・」
透「・・・どーした?」
嘘。
「どーした?」とか聞いておきながら、
俺は愛海の伝えたいことはなんとなく気づいている。
愛「今日ね、?その・・・、帰ってくるらしくて、お父さんが」
さっき、3人でいた時とは全く違う表情を見せ、
瞳は少しうるうるしている。
愛「だから・・・その、・・・」
透「・・・・・・うん、わかった。・・・すぐいくから。
待ってろ、な?」
愛「っ・・・ありがとう」
やっぱり俺しかいない。
愛海のことは、俺が守ってあげなきゃいけないんだ。
たとえ、何かを犠牲にしてまででも_______
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作者名:ゆに | 作成日時:2022年4月21日 17時