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朝食を食べ始めた四人は、「うまい」、「おいしい」を連呼しながら食べていた。
もちろん、今日も作ったのはジュンである。
そして食事も終わり…
N「…このあと、どうするんですか?」
A「んー、どうしようか。」
N「僕たちの当初の目的、果たせそうにないで
すよ。」
A「そうだねー。今さら戦うのもねー。」
そりゃ敵とはいえ、食事までいただいているのに戦うとなったら、恩を仇で返すようなものだ。
O「おい。」
神二人がひそひそ声で話していると、サトシが低い声で話に参加した。
N「…なんでしょうか。」
明らかに警戒している様子のカズナリ。
しかし、心なしか昨日よりは警戒していないような…
O「俺たちがお前らの力になれねぇか?」
ーただいま、神のお二人フリーズ中ー
N「……………え?」
目が点のまま、喉から絞り出すようになんとか言葉を発するカズナリ。
O「いや…ジュンも昨日はマサキと話せてうれしかったと言っているし…」
O「俺もまだ…カズナリにすべて教えれてねぇし…と思って…」
後半になればなるほど声が小さくなっていく。
そして、少し、顔が赤いような気も…
ガシガシと髪を掻くサトシ。
もしかすると、照れ隠しなのだろうか…
本当は、まだ一緒にいたいという気持ちの…
それに気づいたマサキ。
A「いいね!手伝ってくれると俺たちも助かるよ!」
N「はぁ!?」
A「いいじゃん!カズナリくん!お二人は俺たちよりも強いんだし!」
ほぼ強引に決めさせようとするマサキ。
渋るカズナリ。
そんなカズナリに、ふいにサトシが近づいた。
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作者名：成魔さん♪ | 作成日時：2014年7月5日 0時
