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66.次の手がかり ページ38
A「まただ…」
天界の王子から聞かされたこと。
"また村が焼かれた"ー
M「くそっ…またか…」
N「…」
O「…カズナリ、どうした。」
黙ったままのカズナリに、サトシが声をかける。
カズナリがゆっくりと顔をあげた。
N「…もしかしたら、次に襲われる村が…
いや、町が分かったかもしれません。」
A「町?でも今までずっと…「マサキ」
M「まずはカズナリの話を聞こう。」
目で促す。
カズナリは頷いて話し始めた。
N「今までずっと、南下していたんですよ。
この、犯人は。
だからこの村よりも南、
つまり水の都《エタナ》が
次に狙われるのではないかと思うんです。」
違いますかね?ー
不安そうに聞く彼に、サトシが肩を叩いた。
笑みが浮かんでいる。
O「さすがだ。恐らく、お前の推測通りだ。」
ポンポンとカズナリの頭を撫でるサトシ。
カズナリの顔が赤くなる。
A「じゃあ、それを阻止しないと!」
N「でも、ここからじゃ到着するのは…」
M「大丈夫さ。飛ばせば二日後に着く。」
ニヤリと不適な笑みを浮かべたジュン。
嫌な気がする神二人。
M「俺たちがお前らつれて、最高の速さで
走ってやる。」
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作者名：成魔さん♪ | 作成日時：2014年7月5日 0時
