神と鬼VS大蛇 2 (ページ20)

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つい本音がでたカズナリは、サトシと目を合わせられないでいた。

空を仰いで目をそらす。

O「ふぅ…」

サトシが起き上がる。

O「なにを考えていた。」

N「えっ!?いや、べつに…」

明らかに動揺している。

サトシは呆れて小さくため息をついた。

N「なっ、なにもないですよぉ。」

下手くそな言い方に、さすがに吹き出しそうになったサトシ。

ーなにもないわけがないだろ。

しかし、とくに問いたださず、

「そうか」

とだけ言った。

無言の時間が流れる。

・

しばらくして、ジュンとマサキも起き出した。

A「ふぁ…あれ、二人とも起きてたのぉ?」

N「えぇ。」

M「…わりぃ、寝過ごしたな。」

O「いや、時間ぴったりだ。」

…ちなみに、鬼の二人が話していることは、

"夕食の時間"のことである。

すぐにジュンは夕食の準備を始める。

…場所は…このままだが…