神と鬼VS大蛇 2 (ページ16)

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48.お昼寝… ページ16

村を一周してきたジュンとマサキ。

サトシとカズナリのいる木までやってきた。

しかし、そこにはスヤスヤと眠る二人の姿。

サトシは木の根に頭をのせ、

カズナリはその隣で自分の腕を枕にして眠っている。

そんな二人に苦笑いをするジュンとマサキ。

M「なんだよ、こいつら。」

A「のんきだねー(笑)しかもさ、いつの間にか仲良くなってるみたいだし。」

マサキの言う通り、二人の距離はそこそこ近い。

ジュンがあくびをする。

M「マサキ、俺たちも寝ねぇか。」

A「確かに、眠いね。」

つられたようにマサキもあくびをした。

そして二人して伸びをすると、木の根本に座り込んだ。

A「気持ちいーね。」

M「あぁ。」

うれしそうに空を仰いだマサキは、目を閉じて木に体を預けた。

すぐにクゥ…という寝息が聞こえ始める。

そのマサキをまるで息子を見るような優しい目で見ていたジュンも、ふわりと一瞬笑って、

目を閉じた。