検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:4,722 hit

48話 ページ3

.

.

.

カフェを出て暫く歩いた。
でもまだ足が止まる気配はない。

えぇ…どこまで行くの?もしかして今から私デスゲームとかに参加させられたりする?そっちがその気ならやってやんよ、かかってこい。


「もうすぐ着くよ〜」

『デスゲーム会場かな…』

「そんなところに俺が連れて行く訳ないでしょ!」

じゃあ今どこに向かってるんだ、と萩原さんに言いたかったけど我慢した。着いたよ、とやっと着いたらしく股下2mあるんじゃないかって程長い足を止めた萩原さん。実際2mもないけど。

顔あげてごらん、と言われたまま上げてみれば【毛利探偵事務所】と書かれた看板の下に着いていたみたいだ。なるほど…?つまりここに相談しろって事か。

『でもここ探偵事務所ですやん…』

「そうなんだけどさ、ここ結構何でも相談に乗ってくれるんだよ?」

『そこはアレでは?相談事務所では?』

「細かいことは気にしなーい」

えぇ、それでええんか…。


…ま、ええか。



────

──



「なるほど、契約違いで」

『泣き寝入りはしたくないので、出来ればぶっ潰したほどには機嫌悪いです』

「ま、まぁ言い分としてはごもっともだと思います」

『でもここは"探偵"事務所ですよね?』

流石にこの案件は引き受けてはくれなさそうだしなぁ。
なんだか居た堪れなくなって来たので帰ろう。ただ何故か、帰ろうとする度にキャピキャピjkに「もう少しいて欲しい」と止められる。新刊落とした時の売り子に止められた気分だわ。あ、やだ悪夢が…。

「でも他にも悩みあるんじゃないの?」

「こらコナン君!」

コナン君?

『あ、君この間の…』

「あの時以来だね、おねーさん」

なんやたら大人びた子供。今更だけど、君コナン君って言うんや。


『な、なんでそう思うのかな〜?』

「だって顔にそう書いてあるよ?」

顔に!?

『え、本当に?』

どこ!?と聞けばドン引きされた。比喩だったらしい。ヒューヒュー。



いや、ヒューヒュー言うてる場合かよ。

『あるにはあるんですけど…』


でも気分悪くなる話だから、と前置きすれば「それでも構わないから」と。
えーー…話すのぉ…あんまり聞いてて楽しい話ではないんだけどな。


『実は──』




───────────


iPadうちにくいんだが。キレそう。

49話→←47話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 日本茶   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:日本茶 | 作成日時:2023年4月2日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。