59話 ページ14
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おはよー朝だよー
って言わんばかりに主張する携帯のアラーム。朝から元気だね…オタクは毎秒疲れてるけど…。
あれから何日か経って分かった事がある。
零さん私を揶揄って遊んでる所あるんだわ。なるほどこれがドS…。dam/slabネタにさせてもらおう。
あ、っていうか零さんに漫画のポージング資料にさせてもらうって約束まだ果たされてないな…?
今描いてる漫画は男女のやつだけど、いつも描けない部分は際どい映像観ながら描いてたけど…零さん体格いいし、一回こう…脱
「?どうした、そんなにまじまじと」
『…や、あの』
「なんだ、言ってみてくれ」
『怒りませんか…?』
「そんなに器狭くないから」
じゃあ、と意を決した。だ、大丈夫よきっと。いやあの、描いてる所が商業系だとしても零さんなら許してくれそう。とりあえず言うだけ言ってみるか。
『あ、あの…ポージング資料に、零さんに色々やって欲しいなぁ〜…って、』
「…それだけ?」
『え?』
あれ、意外と引いてない…?
普通こう言う時って、「なんの漫画」だの「どのシーン」だの聞いてくると思ってたのに。あ、あれ…これ私が全部指定するん、じゃ…。
「自分で頼んでおいて、そんなに顔赤くするなよ…」
『え、ぁ…』
言われて分かった。
今私とんでもなく赤くなってるって。
思わずすみません…って言えば、なんかまって、零さん顔そんなに近付けないで。
『ぁ、ぇ…っ』
なんて、耳元で言われた。
ど、どんなって…。え、どうしようとんでもなく変..態な女だって思われたら。で、でもっ人類皆変..態な生き物だって言うし!
「冗談だ、って…」
ふしだらな女ってバレちゃった。絶対バレちゃった。中身は零さんじゃないけど、推しだけど!
ど、どうしよう零さん結構見えてんの?ってくらい的確に言い当てるから、今この思考も全部見えてたりして。
すんませんセンシティブな思考の生き物で!人間の本能の具現化みたいなもんで!
「…すまない、ちょっと揶揄いすぎた」
『アッイ、イエ…』
箸止まってるぞ、って言われて食べ終えた8時30。
今日も一日頑張るぞいって言えずに今日の私は終わりました。
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iPadうちにくくてそのまま書けば怪文書になります。
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作者名:日本茶 | 作成日時:2023年4月2日 11時