貴方が私を｢お姉ちゃん｣と呼んでくれるまで

蛇柱様。(しょぼみんさんリクエスト) ページ23

お気に入り登録44人&リクエスト&コメント&11000hit、ありがとうございます。
※言い忘れていたことぱーと１５
実は恋愛系は全部無理だったりする。
そして男キャラを書くのが死ぬほど苦手。
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この前の手合わせがあってから、柱の方々は蝶屋敷に来るとたいていカヲリや私に声をかけるようになった。

カヲリが声を返すことは滅多にないようだけど。

今日は、蛇柱様と恋柱様が一緒に来た。

まあ、そういうことだろう。

たまたま前カヲリが作ってくれたわらび餅があったので、振舞うことにした。

それにしても、作りすぎではなかろうか。

それほど料理を作るのが楽しいのだろうか。

そして、ただ今。

｢本当に美味しかった！カヲリちゃん、こんなに美味しいわらび餅を作れるなんてすごいわね！！素敵だわ！｣

恋柱様がわらび餅を完食した。

たらいに入るほどの量のわらび餅を、だ。

師範から大食いとは聞いていたけど、これほどとは……。

ふいに、カヲリが口を開く。

｢他に……好きな、お菓子があれば…………作れ、ます。｣

柱の方々と話すことはほとんどなかったから、恋柱様が驚いている。

しかし、すぐに笑顔になった。

｢じゃあ今度、私の屋敷で一緒にパンケーキ作らない？西洋のお菓子なんだけど、すっごく美味しいの！！｣

羨ましい……。

｢………………はい。｣

心なしかカヲリがとても嬉しそうだ。

なんだか寂しい。

それより、さっきから蛇柱様がカヲリを人を殺せそうな眼差しで睨みつけているけど。

生憎カヲリはなにも気にしていないみたいだ。

少しだけ蛇柱様に同情した。

｢あ、そうだ。｣

会話が終わったところで何か大事なことを思い出したふりをしてカヲリを連れ出した。

カヲリは気にしていないみたいだけど、睨まれているのは心臓に悪い。

多難そうですが頑張ってくださいね、蛇柱様。

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しょぼみんさん、リクエストありがとうございました。
一気に登場させるのもなあ、ということで一人ずつだすことにしました。
ほとんど伊黒さんは登場していませんが、どうだったでしょうか。
伊黒さんといえば蜜璃さんだよね！っと思っていたら蜜璃さんと絡んでいるだけみたいになってしまいました。
伊黒さん登場させるのが難しすぎた。
正直本誌まで読んでいても伊黒さんのことはよくわからないんですよね。
回想シーン出てきたことなかったような。
言い訳まみれになりましたが、リクエストありがとうございました。

炎柱様。(しょぼみんさんリクエストそのに)→←わらび餅。

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