【罰ゲーム】小学生の算数ドリル１冊やり終えるまで帰れません！ ページ17
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て「バカを連れて来ましたよ〜」
虫「言い方」
ゆ「Aちゃん、ホントに馬鹿だもんねぇ」
り「めちゃくちゃマイルドに刺すやん(笑) 」
『たしかにね、私は馬鹿ですよ』
て「小5でアイドル始めて、そっから全く勉強してないようなもんだからね」
り「そうなんだ？」
『そう。研修生の時にね、いっぱい映画とかドラマの端役やらしてもらってたんだけど、端役と言えどセリフ覚えたりしなきゃだったから、学校ほとんど行けてないんだよね』
て「それは勉強出来ない言い訳にはならんけどね」
虫「いや、なるでしょ。忙しかったんだよ？」
て「でも、現場で待ち時間しかなかったって言っとったよ」
『………まあたしかにあの時間に勉強は出来た』
て「でしょ？」
『でもしょーがないでしょ！めちゃくちゃ楽しそうなもの、いっぱいあるんだもん！』
ゆ「例えば？」
『それこそセットとか。よく触りすぎて壊してた』
り「最低(笑) 」
て「ということでバカも強制でなんかドリル解かせます」
『私、やったとこは多分完璧だよ』
虫「なら、僕が途中でやめた4年生のしなよ」
『わかった』
ゆ「でもこれ、馬鹿が増えただけでなんの助けにもならんやん」
『え、皆何年の？』
と「2年」
り「1年」
ゆ「6年」
『……ごめん、ゆめまるくんは自力で頑張って』
ゆ「だよねー！」
虫「あと何ページ？」
ゆ「まだ今12ページだから……」
『時間かかりそうだねぇ』
虫「じゃあこれ、さやりんのね」
『はーい。……わ、やっぱりざわくん字綺麗だね』
虫「えっ……ソンナコトナイケド」
り「しんど(笑) 」
と「顔やばかったよ？今」
て「解けんの？」
『てっちゃんね、私のこと馬鹿にしすぎだよ？1回やってるとこは出来るから』
て「………え、」
り「めちゃくちゃ速いじゃん(笑) 」
虫「普通に一番鉛筆速く動いてるよ」
『脳みそに詰まってるのが小5までだから』
て「なるほどね？スカスカな分、俺らより覚えてんだ」
『そうだね』
虫「さやりんも否定しなよ」
『事実だし』
り「ね、このとしみつが詰まってる問題分かる？」
『ん？……うん。だから何も付いてないのを10分割したら単位にdが付いて、さらにそれを10分割でc、それを10分割でmが付くの』
と「…………1/10？」
『そう』
て「……なんか腹立つなあ」
『なんでだ』
て「A、アホなのに」
ゆ「いや、アホなことは誰も否定してないよ」
虫「炎上するからそれ以上はやめなさい」
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作者名：蚕虫 | 作成日時：2023年10月6日 3時
