非日常 (ページ1)

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s.coups ページ1

『ただいまぁ、』

いつも通り起きて、いつも通り仕事に行って、いつも通り帰ってきた、

「おかえり、風呂沸いてるから入ってきな、」

『はぁい、アッパ』

彼氏の “ 誰がアッパじゃ ” とか言う声はいつも通り無視してお風呂に行く

いつも通りの日常、

『気持ちよかったぁ、』

お風呂からあがって、髪の毛を充分に拭かずにリビングまで来たんだけど、

「なんで髪の毛濡れたままなの、」

あちゃ、駄目だったかな?

「風邪ひきやすいんだから、気を付けろって、」

そういって私の肩にかかってるだけのタオルをとって雑に拭いてくる

『力強い、痛いぃ... 』

そういったらため息ついて、私の手をひっぱってドライヤーのところまで連れてってくれたんだけど

『なんで、足の間にいるの』

どうしてこうなった、

ノリノリで髪の毛を乾かしてくれてるところはありがたいんだけど

わざわざこの格好にしなくてよくない?

それから私が脱出するのに諦めてたら、乾かし終わったらしい

『アッパありがとー』

ここで彼が否定するのも日常...

「はぁ、お前本当に」

ここで押し倒されたのは非日常、

『スンチョル? 』

「いつもいつもアッパって、俺はお前のアッパじゃねぇ、」

『そ、そんなの知ってるからっ、』

この体制は恥ずかしすぎるから、離れてほしいんだけど...

「お前は阿呆だからな、俺が教えてやるよ、」

スンチョルさんや、何を教えるんですか??

この後にしたことも、全部非日常