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「おー！随分と見違えましたね！もしかしなくてもオーガから進化しましたか？」
「はい。有難いことに、どうやら我等全員鬼人へと進化を遂げた様です」
「鬼人？」
「鬼人とはオーガの中から稀に生まれる上位種族の事です。一度に6人もの鬼人が誕生するのは前代未聞です。恐らくリムル様は鬼人へとなった私達に魔素を多く消費したせいで魔素切れへとなったのだと思います」
ベニマルとシュナからの説明を聞きながら、一通り鬼人へと進化した彼らを見渡す。随分と人間らしくなったものだね！
体は一回り小さくなったけど、その分体の中にある魔素がアホみたいに多くなったのが分かる。いや、むしろこの6人分の魔素を持っていたリムルが化け物なのかな……？
「あの、A様。リムル様のお加減はどのようでしょうか……？」
「ああ！大丈夫ですよ！恐らく数日もしたらまた元気になりますので！むしろご心配をおかけしてしまってごめんなさい」
「ああいえ！そのようなつもりで言ったのでは…！」
「ですが、A様からリムル様の御様子についてお聞き出来て良かったです」
「この町の者は皆、リムル様に名付けられたと聞いておりますが、いやはやとてつもない御方ですな」
「はい！俺もそう思います。もしよかったらですけど、リムルが目覚めた時にまた声をかけてやってください。きっと皆さんのお姿に驚きますよ」
間違いなく「どなたですか…？」って聞きそう。というか、リグルドの時も似たような反応をしていたし、安易に想像がつく。
とりあえず今日のところはどうしよっか…という話になったところで「はい！」ととても元気な声が聞こえてきた。
「はい、シオンさんどうぞ」
「ありがとうございます！私は是非とも、リムル様とA様のお手伝いがしたいです！」
「お手伝い、ですか？警備とか狩猟とか、訓練関係に参加じゃなくて良いのですか？」
「はい！ゴブリナ達に聞きましたが、リムル様のお世話は基本的にA様がなさっていると。ですがA様もお忙しい身。なので身の回りのお世話や護衛などを任せていただけたらと思います」
「えっと……」
シオンがやりたいって言うのは、所謂近侍の役目ってことであってるかな？
主の身の回りの世話、と護衛となれば、それが俺の頭の中では1番しっくりくるのだけど……
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ポッチ(プロフ) - ストーリー､キャラの性格とか全部大好きです‼️無理ない程度で良いので更新再開してくれると嬉しいです｡ (6月9日 17時) (
レス) @page27 id: bc736021f3 (このIDを非表示/違反報告)
黒椿鬼(プロフ) - とても楽しく読ませていただきました。本当にありがとうございます (2023年4月25日 22時) (レス) id: 45f1efa2ce (このIDを非表示/違反報告)
雪モチ(プロフ) - めちゃくちゃ好きですｩｩｩ!!!更新楽しみにしてます！ (2022年9月24日 7時) (レス) @page27 id: 0e13820e35 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年3月20日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - めっっちゃ好きです！(語彙力)続きを楽しみにしてます！ (2020年11月20日 10時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫林檎 | 作成日時：2020年9月28日 9時
