第２０話 ページ22
木兎side
なんだよ、それ……
意味わかんねぇ
普通じゃないのはわかっけど、人じゃないって
そんなの噓だろ？
黒「その後、どうなったんだ？」
貴「子供二人と静かに暮らしていた」
ビクッ
ガシャン！←
黒「なっ、……」
赤「い、いつからそこに……」
貴「ついさっきだ」
ばっと振り向くと、Aが壁に寄りかかっていた
貴「ここからは俺が話す」
婆「おや、どんな風の吹き回しだい？」
貴「特にない
ただ、もう逃げるわけにはいかない」
強い決意を秘めたオッドアイ
ルビーのように紅い目は燃え盛り、
サファイアのように蒼い目は深海のように澄み切っていた
ごくり、と息をのむほど美しい
いや、そんな陳腐な言葉じゃ表せない
そこにいる誰もが惹きつけられていた
貴「気づいてるんだ
こいつらが、あいつらと同じだということを」
婆「なんだい、心配して損したわい
なら、わしはお役御免かの？
先読みが通じんのなら、出る幕なしじゃ」
二人が意味の分からない会話を始めた
貴「いや、まだだ
あんたの知恵が必要だ」
婆「このおいぼれに何の知恵もないわい」
俺は首をかしげると、赤葦を突っついた
木「なあ、意味わかるか？」
赤「俺に聞かないでください
頭の整理が追いつきません」
松「あいつら、知恵
この二つがキーワードかな」
松川まで考え込んでるらしい
黒尾は頭をガシガシ掻くと
黒「そっちばかりで話さないでくれるか
俺らにもわかるように説明してくれ
どれが俺らに関係があるのかわからねえ」
黒尾、よく言った
月「直球過ぎませんか？
まあ、同じことを思っていましたが」
Aは目を伏せると「悪い」とつぶやいた
婆「なに、簡単なことだ
こやつは“悪魔の魅入り子”で
お前さんらは“悪魔の見初め子”
と、いうことじゃ」
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カゲロウ・イズ(プロフ) - 月影●○雷世さん» ありがとうございます！そういっていただけると嬉しいです。これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。 (2017年3月24日 14時) (
レス) id: fb4b8f8897 (このIDを非表示/違反報告)
月影●○雷世 - 難しいから無理かなぁ？って見たけど続きが凄い気になる話しですね！！！はまりました！これからも頑張って下さい！ (2017年3月24日 14時) (レス) id: 3c6ba05b70 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - ほえー( °А°)そんな細かい設定が……。細かい設定があるの嬉しいです!! 続き楽しみです(*^^)ﾉｼ (2017年3月14日 9時) (レス) id: 2c0bf17531 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ・イズ(プロフ) - 睡蓮さん» 受験、お疲れさまでした。いつも読んで下さり、ありがとうございます！とても励みになります。期待に応えられるよう、頑張ります！ (2017年3月13日 18時) (レス) id: fb4b8f8897 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - ﾌｵｫｫｫｫｫｵｵｵｵ!!!題名出てきたぁぁああ(°∀° )展開が！展開がァァアアア！！ ホントに俺好みです!!!! 受験が終わったんでこれから毎日見に来ます。これからも頑張ってください！けど、無理しないで下さいね?ではではﾉｼ (2017年3月13日 9時) (レス) id: 2c0bf17531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カゲロウ・イズ | 作成日時：2016年1月22日 23時
