第１４話 ページ16
黒尾side
貴「各自準備が出来次第、ここに集合な」
そう言うと、アイツは席を立った
食うの早いな
朝食を食い終わった俺らは特にやることがない
せいぜい皿洗いかな？
たっぷり1時間後にアイツは広間に帰ってきた
貴「行くぞ、移動方法は前と同じな」
またあれかよ……
俺たちの拒否権はなく
外に出たとたん、突風に包まれた
風が収まると、
木「すっげえ〜」
薄暗い路地
その先からは町ならではの賑わいが見える
いつの間にか、アイツはローブをかぶって歩き出していた
初めて見るな
あちこちに屋台が立ち並び、大きな声を上げている
アイツのローブ姿は目立つかと思ったが、案外似たような人が居るようだ
アイツ曰く、魔法使いのような怪しい人か、旅人らしい
んじゃ、お前は何なんだよ！？
そんなことを思っていると、
？「レイ、おめえさんも来てたのかい」
いきなり声をかけられた
貴「ようっ、調子はどうだい？」
澤「まあぼちぼちだな
こいつらは？また引き取ったのか」
貴「そんな感じだ」
澤「俺は澤村大地
この近くの村に住んでる
よろしくな」
月「はあ……、よろしくお願いします」
思わず面食らった
今まで普通に声をかけられたことがないから
煮え切らない様子の俺たちに桃をくれた
澤「今朝取ったばかりだからうまいぞ」
返すのも悪いから後で食べよう
澤村？と別れ、俺たちは路地にしては広い、通路に入った
控えめなネオンがきらめく階段
地下へ続いているようだ
先は闇に紛れて、どこまで続いているのかわからない
アイツはサッサと先に行った
しばらく戸惑ったが、木兎を先頭に足を踏み出した
どれくらい下っただろうか？
5分かそこらだと思う
けど、体感だと1時間にも、2時間にも感じる
だんだん声が聞こえてくる
こそこそと
ひそひそと
ガヤガヤと
どんどん大きくなっていく音に安心した
下に着くと、予想以上に広く、明るい場所
目の前には噴水
そこから放射線状にたくさんの店が並んでいた
貴「ようこそ、地下商店街 ミッドナイト へ」
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カゲロウ・イズ(プロフ) - 月影●○雷世さん» ありがとうございます！そういっていただけると嬉しいです。これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。 (2017年3月24日 14時) (
レス) id: fb4b8f8897 (このIDを非表示/違反報告)
月影●○雷世 - 難しいから無理かなぁ？って見たけど続きが凄い気になる話しですね！！！はまりました！これからも頑張って下さい！ (2017年3月24日 14時) (レス) id: 3c6ba05b70 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - ほえー( °А°)そんな細かい設定が……。細かい設定があるの嬉しいです!! 続き楽しみです(*^^)ﾉｼ (2017年3月14日 9時) (レス) id: 2c0bf17531 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ・イズ(プロフ) - 睡蓮さん» 受験、お疲れさまでした。いつも読んで下さり、ありがとうございます！とても励みになります。期待に応えられるよう、頑張ります！ (2017年3月13日 18時) (レス) id: fb4b8f8897 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮 - ﾌｵｫｫｫｫｫｵｵｵｵ!!!題名出てきたぁぁああ(°∀° )展開が！展開がァァアアア！！ ホントに俺好みです!!!! 受験が終わったんでこれから毎日見に来ます。これからも頑張ってください！けど、無理しないで下さいね?ではではﾉｼ (2017年3月13日 9時) (レス) id: 2c0bf17531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カゲロウ・イズ | 作成日時：2016年1月22日 23時
