【wrwrd】最強な最弱少年 zwei[男主] (ページ12)

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侵入者/gr ページ12

「ふむ。なるほどな」

顎に手をあて、考える。
開店から数日たっているが、街の方ではそういった事件は上がってきていない。

と、なると我々幹部らを狙った犯行か。

「まぁ、食べてないんやろ?じゃあ大丈夫やろ」

トン氏の言葉に顔を見合わせ頷き合う。

「大先生、コネシマ、報告ご苦労だった。大先生はロボロにその店の奴調べるように報告しといてくれ」

「ん。ええで。言っとくわ。」

「じゃあ今日は解散………」

「ちょお待ってや……」

各自、解散と言い出した時

おもむろにコネシマが遮った。

「どしたん?シッマ。」

オスマンの問いかけには答えず

じっと黙るコネシマ。

まるで、何か探っているような…。

これは、何かあったな。

「どうしたん。」

「や、何か………『グルッペン!!!!!!!!』

コネシマが言いかけた時にふと俺のインカムから声が聞こえた。

「ゾムか。どうした。」

『多分どっかに侵入者いるで…!!ただ、気配が散り散りでどこにおるかわからん!!気をつけてや!!!!!』

「…………だそうだ。聞こえたか?」

周りにいる奴らに目を向けると大先生やオスマンはインカムに何か話してる。恐らくロボロやひとらんに通達してるんやろ。

トン氏とコネシマは各自、武器を手早く装備している。

「準備はできたか?気配が散り散りということは複数人の可能性もある。なるべく2人ほどに固まって捜索しろ。」

「「『了解』」」

さて、俺も動くか。

長らく更新できずすいません
ゆっくり更新していこうと思います。