犬の自己紹介 ページ31
ひとしきり騒いだあと、
コホンとグルッペンさんが咳払いをしたことによって
静かになる食堂。
相変わらずすごい。
「さて、諸君。Aの紹介も終わったところだ」
「食事をしながら各々自己紹介をしていこうではないか」
みんな、その言葉に一様に頷いて
「いただきます」と一言
「いただきます、はな、そこにいる白い人の故郷の言葉で、食事前の大事な挨拶やで」
「挨拶……………。」
「い、いただきます……」
トントンさんに説明をもらって同じようにいただきます、をする。
言った僕の頭をトントンさんは優しく撫でる。
……頭撫でるの皆好きなのだろうか。
「自己紹介って俺からでもええんな??」
「俺な、コネシマっちゅうねん。よろしゅうな」
「よ、よろしくお願いします」
水色の綺麗な瞳に目を奪われたのも一瞬。
彼の元気の良さに押され仰け反る。
「にしても自分、偉い小さいなぁ!?なんぼなん??」
「16です」
「はぁぁ!!じゅうろく!!!!!」
元気……………
いつの間にか机に乗り出してたコネシマさんは
ロボロさんに軽く窘められ元の位置に戻った。
キラキラした目でこっちを見ながら。
いやー
元気…………()
「なんや、シッマ。Aくんに引かれてるやんw」
「あぁん!?なんやて!?」
「なぁ??Aくん怖かったよなぁ???」
そういってにっこり笑いかけてきたのが、ニット帽をかぶった、どことなく可愛い雰囲気がある彼。
彼は黄色の目をしてた。
あ、黄色も綺麗…………
「Aくん、俺はなシャオロンいうんや。此処で一番の人気者やで」
「嘘言うなやw不人気の間違いやろwww」
「うっさいわ!!チワワ!!」
「なんやと!!?煽りポメラニアン!!!」
煽り煽られ、二人の世界に入ってしまったであろう二人は
ガタッと席を立つ。
そのまま言い合いながら、部屋の外へ出ていった
「あいつらまたかw」
隣でゾムが面白そうに笑うから首を傾げ見つめると
ああやって喧嘩するのは日常茶飯事らしい。
誰かが言った、小型犬同士の争いって言葉に
不本意にも吹き出してしまった
ラッキーカラー
あずきいろ
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猫好き - ベーコンレタス美味しいよね！( ＾∀＾)腐腐腐… (2018年12月22日 12時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
still(プロフ) - 翔也さん» わわ!ありがとうございます!!ヽ(；▽；)ノ嬉しいです…!更新頑張りますね!! (2018年1月12日 21時) (レス) id: 2ef8bb6664 (このIDを非表示/違反報告)
翔也(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年1月12日 21時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すー | 作成日時：2018年1月8日 23時
