驚くほどの ページ27
グルッペンさんが総統
トントンさんが書記長
ゾムが幹部
ゾムが幹部なのもなんか察してたし
トントンさんも偉い立ち位置にいそうだなって思ってたけど
もう……なんか、色々衝撃すぎて
言葉が出ない。
そして今は、3人に向かって跪いてます。
いや、やらない訳ないよね。
外に出てなくて流行とかは全くわからないけど
さすがにそこら辺はちゃんとしなきゃって
わかってるよ、えぇ。
そもそもあの国でも一応、お偉い方々が来たこともあったし
嫌でも身についてしまうのだけれど。
下を向いて跪いてると
クスクス笑う声が聞こえてくる。
いや、笑えません。すいません。
「A別に頭下げなくてもいいんだゾww」
「無理です」
「即答ww」
ﾋｨって音を出しながら爆笑してるゾム。
それどころじゃないんですよー
こっちはねーーー。
「A。顔を上げろ。というか立て」
ゾムを恨めしく思ってると
不意に掛かる呼びかけに
素直に従う。
前を見ると
き今日はよく見る
お馴染みの赤い目と
カチリとあう。
「さて、Aの立場だったな?」
「ただの国民?まさか。少なくともお前と話した奴は皆、Aの事が気に入ってるんだ。」
「しかもお前は我々の役に立つ人材だ。」
「そんなお前を、俺が手放すと思うか??」
なぁ??
そういって問いかけたグルッペンさんに
合わせるように動く
ふたつの影。
右隣に来て、
僕の頭に手を置き、
グルッペンさんをまっすぐ見つめたトントンさん。
左隣に来て、
背中に手を添えて
僕を覗き見るようにするゾム。
「いや、思わへんなぁ」
「グルさん何言っても聞かんしなぁ」
「俺も思わんわぁw」
「というか寧ろ俺が置いておきたいくらいやしな」
二人の言葉を聞いたグルッペンさんは
満足げに、面白そうに笑いながら
再度僕を見る。
「だ、そうだ。」
じんわりと温かさが広がって
その温かさに気づいてしまったら最後。
ポロポロと落ちる透明な液体。
「っ……あり、がと、ござ…い、ます……。」
あぁ、もう戻れないな。
ラッキーカラー
あずきいろ
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猫好き - ベーコンレタス美味しいよね！( ＾∀＾)腐腐腐… (2018年12月22日 12時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
still(プロフ) - 翔也さん» わわ!ありがとうございます!!ヽ(；▽；)ノ嬉しいです…!更新頑張りますね!! (2018年1月12日 21時) (レス) id: 2ef8bb6664 (このIDを非表示/違反報告)
翔也(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年1月12日 21時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すー | 作成日時：2018年1月8日 23時
