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「 告白したのは俺。ｱﾌﾟﾛｰﾁしたのも俺の方 」
「 桜庭終業したら即田所さんにLINEしてたもんな 」
「 毎日一緒に帰ってたしねー 」
「 そうなの？桜庭いつも消えるなーとは思ってたけど。先輩気づいてました？ 」
「 朝倉が鈍感過ぎなんだよ 」
えー、と朝倉先生は不安そうだ。
「 田所さんは？いつから好きだったの？ 」
「 私ですか？！… 」
聞きたい、みたいな視線が隣に座る桜庭先生からも感じる。
「 いつ…とは、正確にはわからないんですけど。早かった…と思います。桜庭先生は、本当に明るく接してくれて、凄く…先生の存在が、原動力になってて。先生が治療で一週間会えなかった時凄く寂しくて、でもまた会えたら本当に嬉しかったので…その時、気づいたというか… 」
「 ｷｬｰｯ、良いなぁ甘酸っぱい！！私もそんな恋愛したーい！！ 」
「 高岡もう酔ってんのか 」
「 成瀬うるさい 」
恥ずかしいまま隣を覗くと、桜庭先生も照れたように口元を隠していた。
「 …俺も。その時から、好きだって思ってたから。そういう風に思ってもらえてたの、凄い嬉しい 」
ｷｬｰ、とまた高岡先生が叫ぶ。
あてられるーと深澤先生も騒いで、終始騒がしく朝呑みは続いた。
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ﾌﾞｰﾌﾞｰ、とﾊﾞｲﾌﾞ音に目が覚める。
慌ててｽﾏﾎのｱﾗｰﾑを止めた。
焼きそば食べて解散した後、桜庭先生の部屋で2人で眠った。
隣で眠る先生の体温が心地良くて、二度寝しそうだけどそっとﾍﾞｯﾄﾞから抜け出す。
昨日から落としてないﾒｲｸを落として、軽くやり直す。んー、と桜庭先生が唸って、何もないﾍﾞｯﾄﾞをばすばす叩いた。
「 …そこにいたの 」
薄く開いた目が私を捉える。
私を見てふわりと笑った顔は、多分まだ寝ている。
「 夢でAちゃん探してた。おはよう 」
ﾍﾞｯﾄﾞに近寄っていた私を、桜庭先生がﾍﾞｯﾄﾞの上から捕まえた。上半身が先生の腕の中に収まる。
「 起きたらいるって、最高だね 」
「 寝ぼけてます？ 」
「 そうかも。でも本心 」
心地良い体温と、とろける声。
全てが私を満たすような感覚。
「 最高ですね 」
でしょ、と私を離した桜庭先生がにやりと笑った。
にやりとした顔も好き。
満足気に笑う顔も好きだし、
照れたように笑った顔も、
優しげに私に注がれる、今の目線も好き。
色んな表情を、今日は存分に独占出来る。
だって今日は2人一緒のお休み。
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(にゃん) - みさん» み さん初めまして！ｺﾒﾝﾄありがとうございます。とっても嬉しいです☺️この作品は私なりに納得する形で完結させているので、続きを書く予定は無いのですが… 最近ﾄﾞﾗﾏが再映されたからか沢山見てくださっていて嬉しいです。大好きという言葉、感激です！ (2022年9月23日 1時) (
レス) id: 9519cf6d52 (このIDを非表示/違反報告)
み - こんばんは。もう続きは書かないのですか？？このシリーズすごく大好きなので... (2022年8月19日 19時) (レス) id: f9fb7945cf (このIDを非表示/違反報告)
(にゃん) - ぱんださん» ぱんださん、ﾘｸｴｽﾄありがとうございました☺️！少しでもご希望に添えたら幸いです…！次も是非待っていてください<3 (2021年10月13日 1時) (レス) id: 9519cf6d52 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！次のお話の更新も楽しみにしています！！ (2021年10月12日 23時) (レス) id: eb0d942c02 (このIDを非表示/違反報告)
(にゃん) - 【御礼】ﾘｸｴｽﾄ、なんともう２つ頂きましたのでﾘｸｴｽﾄを締め切らせて頂きます！ありがたいです！！TT 最後まであとすこし、是非お付き合いくださいませ<3 (2021年10月10日 1時) (レス) id: 9519cf6d52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(にゃん) | 作成日時：2021年8月20日 20時
