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忘却のジェット ページ32

自分が何者なのか



『ーーー!!早く練習しよ!!』



『うん!!』



大切なところだけ抜け落ちてる



『ーーー?具合悪いの?』



『大丈夫。全然平気だから!!』



思い出したいのに



『ーーー!?ーーー!?』



『苦…し…』



思い出せない



『新体操は…諦めた方がいいでしょう』



『そんな…俺にとって新体操は!!今の仲間と出会えた競技なんです!!続けられないんですか!!』



何を思い出せないの?



『…ブラックダイヤモンド様』



『忘れたいなら…忘れちゃえばいいじゃん』



「…思い出したいよ。自分が何者なのかぐらい」



『それは無理に決まってんじゃん』



周りが何かの思い出に包まれている中、ジェットの前にブラックダイヤモンドが現れた



『ジェットの力が上手く使えなくなる代わりに、自分が何者なのかを全て忘れたんでしょ?忘れたものを思い出せるわけないじゃん』



「そう…だよね」



ジェットはその場に座り込んだ



『ジェットの力は凄いよ。空間の仕切り、自分が1人ということ。全て『忘れちゃった』んだから』



ブラックダイヤモンドは隣に立つ







無言という空間が2人を支配する



先に口を開いたのは











「…ブラックダイヤモンド様は」



ジェットであった



「何か1つだけを完璧に忘れられるとしたら、何を忘れたいですか?」



ブラックダイヤモンドはしばらく考え



『過去』



と答えた



『ジェットは?』



「僕は全て忘れてしまってます。…でも」



ジェットは自分の体をぎゅっと抱く



「今は思い出したい。自分が今まで過ごした時間を。…ジェットじゃなくて」



ーーー



「ジェットの正体に大方の予想は出来てるんじゃないの?知念」



伊野尾は知念に聞く



「当たり前だよ。…ずっと一緒にいたんだから」



知念はジェットの腕を掴んだ



「えっ!?」



「目を覚ませ!!」



















「松島聡!!」「松島聡として」

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慧jump(プロフ) - ひ−さん» コメントありがとうございます♪明かされていない敵たちの正体もお楽しみに!! (2019年8月23日 20時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます♪まだまだ頑張って行きます!! (2019年8月23日 20時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます♪コラボ小説の方にもコメントして頂き嬉しい限りです!!彼らの間に何があったのか?…楽しみに待っていてください!! (2019年8月23日 20時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
ひ− - いつも楽しく見させてもらってます! 敵がジャニ−ズの人だったとは... (2019年8月22日 23時) (レス) id: a15201971a (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 移行おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2019年8月20日 16時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年8月20日 0時

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