【小説版】恋の契約とフェリーダ王国【Part.3】

第111話 ロナルド ページ11

セ「ワンゥワン」








前にいる二人をついていってる途中、セタが話しかけてきた。



ロ「本当についていって大丈夫なのかって…………大丈夫だろ、多分。」




そう言うと、セタは思いっきりため息をついた。




ロ「ﾑｯ悪かったな、飼い主がこんなんで。」




そう皮肉っぽく言ってやると、全くだとでも言わんばかりの顔でこっちを向いた。









セタ……てめぇっ………。




ロ「大丈夫だって、その証拠に………ほら、いい臭いが濃くなった。」


セタ…今度は呆れた顔しやがって……。



狼のくせに表情変わりすぎだろ。









ロ「……ちょっとくらい信じろ。レイ？さんとルカ？さんを。」

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