67話リッカ ページ17
シエンサのパーティー当日となった。
カイとトーアは着替えてきたらしく私が着替えるのを待っている間お茶でも飲んでもらうことにした。
「むぅ、ここはドレスで行くべきか?いや、でもな、私が着たら変かも。スーツ………?で行くべきか?んー………」
「おい、リッカまだか?カイは待ちくたびれてソーレと遊んでるぞ?」
「トーア、私はドレスで行くべきか?それともスーツ?を着ていくべきか?」
「好きな方を着ろ。」
「いや、私はどっちでもいいんだ。」
「じゃあ、たまにはスカートをはけ。」
「はーい」
トーアに言われたので飾りの少ない濃い青のドレスを着る。
腰に白いリボンと、胸元に少しレースのついただけの膝丈の長さのドレスというよりワンピースに近いそれを着ると上から黒いフードつきの丈の短いカーディガンを羽織り、トーアがくれたネックレスをつける。
「待たせたな。行くぞ。」
「ふぉー、リッカ可愛いじゃん。流石だな。髪下ろしたらいいのに。」
「邪魔だから嫌。」
「さっすが僕の選んだ服だよ。あのリッカが女子らしく見える。いつもは町を歩けば男と勘違いされてたあのリッカが。」
「大袈裟だ。馬鹿。」
「まぁまぁ。行くぞ!」
カイに言われなかったら口喧嘩が炎上するところだった。
歩いているとアイス屋の中に見知った顔を見つけた。
「ハルだ。」
「ほんとだ」
「カノジョか?ははっ」
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃん。(プロフ) - 終わりました。次の方は続編へどうぞ。 (2017年10月14日 20時) (レス) id: f23589347d (このIDを非表示/違反報告)
にゃん。(プロフ) - 更新します。 (2017年10月14日 20時) (レス) id: f23589347d (このIDを非表示/違反報告)
鳥になりたかった只の学生(プロフ) - 終わりました! (2017年10月2日 23時) (レス) id: 823189d60b (このIDを非表示/違反報告)
鳥になりたかった只の学生(プロフ) - 更新します! (2017年10月2日 20時) (レス) id: 823189d60b (このIDを非表示/違反報告)
悠琉(プロフ) - 終わりました! (2017年10月2日 14時) (レス) id: 287512228a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃん。 x他7人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年9月20日 23時