【名探偵コナン】最凶ハッカーはブラック組織を辞めたい

九徹目 ページ10

表情筋を酷使したせいで笑顔から戻らなくなったスメラギです

常に笑顔とかどんなサイコパスだよ……


制御室のハッキングは無事終了。
後はこのパーチーを乗り切るだけ！！
何も起こりませんように！！←フラグ



「あれ？あんたもしかして……」


秒速フラグ回収乙！！


潜入あるあるー
こういう場所に潜入すると知り合いに会うー



「やっぱり！！あんたAでしょ！」


『うぉい！声がでかい！ここではスメラギって呼んで！！』


「なんであんたがここにいんの？それにその格好……」


「二次元だったら萌えるのに……いや、Aなら三次元でもアリ？いやでも……」


『おーい戻ってこーい』


こいつの名前は虹元 朱音(にじもと あかね)。
私がつけたあだ名は二次元 ロボ音

あだ名からご察しの通り、二次元とロボットを愛するオタク。1番好きなアニメはガ〇ダムだそうだ

私の親友？である。因みに腐女子。

顔も整っているし、キレイな黒髪ロングなのに大きな丸眼鏡とそのオタクさにより残念美人と化している。

丸眼鏡が似合っているのが腹立つ


『なんでここにいんの？』

「それを私も聞きたいんだけど……私はタダ飯を目当てに来たんだよねー。この前ロボットの部品にお金使っちゃってさー今月ピンチ。で、あんたは？」


『見ての通り』


「事情は察した。死ぬなよ」


持つべきものは友達だな。ロボ音は私の事情を知っている唯一の人と言っていい。



『てか、どうやって入り込んだ』

「まあ、ちょちょいとね。これは企業秘密でーす」


何もんだコイツ



組織に入ってからあんまり会っていないので、少し話し込んでしまった


「スメラギ、もうすぐ交代だそうです」


話していたらバーボン、スコッチ、ライの三人が来ていた


『了解です。早く帰りましょうそうしましょう』


交代というのは撤退という事だ。どうやら組織の用事は終わったらしい


『じゃ、ロボ音。私もう行くな』


「…………」


『ロボ音？』


「ふふ腐腐腐……スメラギ。三次元もバカにできないわね。いいネタをありがとう」





あの笑顔は怖かった

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